最近読んだ書籍の1冊に、戸塚隆将『世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法』(ダイヤモンド社、2018年) があります。
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 本書『世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法』では、日本人が身につけるべき英語は「シンプルな英語」であり、「シンプルに伝える英語」を身につけるために、以下の6つのステップを踏むことを提案しています。
  1. 「ブロークン」でもいいからとにかく話す。
  2. 正しい発音を「まず頭で」理解する。
  3. 英文を「前から」解釈しながら読む。
  4. 「音読とセットで」ひたすら聴く。
  5. 結論と根拠を明確にして「ロジカルに」書く。
  6. 必ず「フルセンテンスで」話す。
 すでに帰国まであと2週間ほどとなってしまっていますが、今回の滞在で心残りがあるとすれば、あまり英語が上達しなかったということが挙げられます。それなりに (私なりに) は、英語に取り組んだつもりなのですが、今から考えてみますと、以上あげた6つのステップの中で、私は、2.〜4. (とりわけ、発音の習得と音読) をおそろかにしていたように思います。すなわち、私は、アプローチの方法 (勉強の方法) が間違っていたように思います。

 私は、すでに帰国まであと2週間ほどとなってしまいましたので、今回の米国滞在中にこれから英語を何とかするというのは不可能ですが、英語学習に終わりはないと思いますので、今後は、本書『世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法』から抜粋した以下の点に注意しながら、帰国後も英語の学習を続けていければと考えているところです。要するに、私自身に向けてのメモです。

<考え方について>
  • 英語を学ぶことは「資産」となり、人生を充実させることができる。
  • 英語を始めるのに年齢は関係ない。
  • 目指すべき英語は「シンプルな英語」
  • 英語学習の優先度を引き上げ、英語学習の時間をきっちりと確保する。例えば、仕事が終わってまっすぐに帰宅するのではなく、必ずカフェに立ち寄り、英語のテキストを開くようにする。
  • 英語はペラペラになる必要はない。
  • 英語は「メッセージを伝える」ためにある。
  • 伝える上で大切はことは、1) 大きな声で話し、2)「結論」と「根拠」を示し、3) メッセージの中身をハッキリさせ、4) 簡単な言葉を使う、ということである。
  • 英語を「聴く力」。そしてその裏側にある「読む力」は、ネイティブレベルに近づけることは可能である。
  • 世界の英語の使い手の大半は、非ネイティブスピーカーで構成されている。
  • 英語は「できる」と「できない」という二択ではない。
  • 「英語ができる」という中には、「ネイティブまではいかなくても、ビジネスで使いこなせる英語力」というレベルが存在する。このレベルが、我々日本人が目指すべき英語力である。
  • 苦労をしてでも、結果として「伝えること」ができるということ、これが目指すべき姿である。
  • 母国語を習得する過程と第二外国語を習得する仕組みは異なる。
  • 「相手の名前を覚えること」は、お互いの距離を縮める上でとても重要なことである。
  • 集中して英語に耳を傾けていても、英語が聴き取れるようにはならない。

<勉強方法について>
  • 単語は丸暗記ではなく、「イメージ」で捉える。
  • イメージを蓄積したら、英単語帳を使って一気に「整理」する。
  • 見知らぬ単語に出くわすことは、どのようなレベルになっても永遠に続く。
  • 「大量のインプットと少量のアウトプットを組み合わせること」が有効である。
  • 少量であったとしても、常に英語を「話す」「書く」という学習プロセスがあった上で、大量に「聴く」「読む」を繰り返す。
  • 「だらだら3年」ではなく、「集中して3カ月」勉強する。
  • 自分で発音できない音は、自分の耳で聴き取ることが難しい。逆に、自分の口が正しく動けば、耳が連動してリスニング力も劇的にアップする。
  • 発音を習得することで、「話す」「聴く」「書く」「読む」の全てにおいて好循環が生まれる。
  • 発音は何歳になってからでも劇的に改善できる。
  • 目指すべき発音は、英語の正しい音の基本を理解して、正確な発音を目指し、丁寧に繰り返し練習することで身につく。
  • 英語特有の発音を「頭で」しっかりと理解する。
  • 辞書を引いたら、アクセントと母音を確認する。
  • できれば、スマホ等で音を再生し、一度耳で確認する。
  • 英語の「音節」(syllable) に注意する。
  • 「音」のつながり (リエゾン) のルールを理解する。
  • 英語の「音のつながり」の代表例として、1) 語末の子音と語頭の母音が連結、2) 語末の子音と語頭の子音yが連結、3) 語末の破裂音が消え語頭と連結、がある。
  • 発音に効果的な練習は、「音読」(英文を見ながら、丁寧に一つ一つの音と複数の音のつながりを意識しながら、実際に声に出して読み上げる) と「シャドーイング」(ネイティブの音声の後ろから、シャドー、すなわち、影のように声に出していく)
  • スペルを見ずに正確に発音することにより、必然的につづりに関する目からの情報に頼らない意識が生まれてくる。
  • シャドーイングは、ネイティブによるナチュラルなスピードではなく、区切りごとにポーズのある音声教材で取り組むようにする。
  • 日本人同士でフィードバックし合うと効果的

<リーディングについて>
  • 英語を「読む」際には、「誰が(何が)」(主語)と「どうする(どんなだ)」(述語)に着目する。
  • 単語から類推するのではなく、「英語の骨格から全体像をつかむ」。
  • 英文構造の骨格に目を向け、その上で重要な語から辞書で調べて確認していく。
  • 英文を「前から読む」癖をつける。
  • 英文を前から情報や意味の区切り目の箇所にスラッシュ(/)を入れ、区切られた部分を訳していく。その際、きちんとした日本語に訳す必要はない。

<ヒアリングの注意点>
  • 「音読 → リスニング」を繰り返す。
  • 1)「個別の発音」のほか、2)「音のつながり」にも注意する。
  • 「音読 → リスニング → 音読 → リスニング」のサイクルを繰り返す。
  • 聴き取る鍵は「語順」にある。
  • 日本人が英語を「聴ける」状態になるには、英語の語順のままに、前から順に理解する力が必要
  • 英語を前から理解する力は、「読むこと」で鍛えられる。
  • 「要は何が言いたいのか」を意識しながら聴く。
  • 目印となるワードを常に注意するとともに、話し手の論理構造にも耳を傾ける。
  • 「丁寧な音読」が聴く力を劇的に高める。
  • 音読をする際には、1) 個別の発音および音と音のつながり(リエゾン)を意識し、2) 英文の切れ目、構造を意識しながら、前から解釈し、3) パラグラフにおける要旨を意識しながら、一文を読む。
  • 1度目は発音に意識を置き、2度目の音読は、前から解釈することに注力する。

<スピーキングの注意点>
  • 簡単な英語でシンプルに表現する。
  • 結論が明確で、短く、わかりやすい。
  • 論理が明確で、ストレートである。
  • 簡単でわかりやすい言葉を使う。
  • まず「伝えるべき結論、メッセージは何か」、次に「それを支える根拠は何か」、そして「結論と根拠を伝えるのに適した簡単な単語は何か」の順で考える。
  • 相手のペースで聴き、自分のペースで話す。
  • 英語を話すに際しては、1) 口を大きく開き、2) お腹から声を出し、息を吐き出し、3) 下を前後上下に活発に動かす。
  • 意見を述べるときは、「明確な結論」と「その根拠」を示す。
  • 「結論を明確にし、根拠をわかりやすく明示する」
  • ロジカルに「書く」を徹底して繰り返す。
  • 冒頭に「結論」を述べ、それに続いて「根拠を3つ」明確に示す。
  • より説得力をもたせたい場合には、「根拠を増やす」か「根拠を深掘りして詳細を増やす」。
  • 一言で表せる「簡単な英単語」を見つける。
  • 自分の意見(立場)を明確にする。
  • 必ず「フルセンテンス」で話す(yes/no だけで終わらせない)。
  • きちんと「文章で」質問する(回答する)。
  • 「誰が」「誰に対して」「何を」「どうする」を明確にする。
  • 「手持ちの単語」であらゆることを伝える。
  • メッセージを効果的に伝える。
  • 「結論」もしくは「要旨」をまず伝え、その後、それを補足する「根拠」や「情報」を伝える。
  • グローバルな場では、自らが「日本代表」であると意識する。
  • 「自分の意見を伝えること」が目的である。

 本書『世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法』では【おすすめ教材リスト】も示されていますので、帰国後は、これらの教材を使って引き続き英語に取り組んでみたいと考えているところです。

  

 戸塚隆将『世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法』(ダイヤモンド社、2018年) 


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