2019年8月24日から25日にかけまして、断崖絶壁の岩の上にある修道院群で有名なギリシャの世界遺産「メテオラ」(Meteora) を訪問してきました。
スポンサーリンク
これら奇岩群の中には400mに及ぶようなものもあり、しかも、その上に修道院が立ち並んでいます。そして、敬虔な修道士たちが、現在でも厳しい戒律を守りながら共同生活を営んでいます。
なお、20世紀初頭までは、これらの岩山に階段もハシゴもなく、下界から人間や生活物資を運ぶ手段は、滑車に吊るされた網袋だけだったそうです。ちなみに、メテオラとは、ギリシャ語で「空中に吊りあげられた」という意味だそうです。
メテオラは、その地形やギリシア正教の修道院文化の価値が評価され、1988年に「メテオラ」(Meteora) として、ユネスコの世界遺産 (複合遺産) に登録されています。
スポンサーリンク
【関連記事】デルフィとカランバカ間 (Delphi ⇄ Kalampaka) の移動方法
<カランバカ ⇄ メテオラ>
スポンサーリンク
メテオラ (Meteora) の修道院としては、以下の6つの修道院が有名です。ちなみに、私が訪問した順番に並んでいます。
スポンサーリンク
ちなみに、私も、2日目 (2019年8月25日) は、以上のコースで回ってきました。ただ、このコースのみであると、1. のアギオス・ニコラオス修道院を訪問することができません。
そこで、私は、カランバカに到着した1日目 (2019年8月24日) に、1. のアギオス・ニコラオス修道院だけ訪問しました。結果として、2日ですべての修道院を効率よく訪問することができましたので、かなりいい選択であったと思います。
一方、実際に歩いてみた実感としましては、8月という日の当たる猛暑の中を、かなりの時間歩くことになりますので、かなり体力に自信のある方以外は控える方がいいような気もします。
ちなみに、午前中に歩くのはまだしも、午後になって以降はかなりの暑さになります。なお、4. ルサヌ修道院から、5. アギオス・ステファノス修道院まで歩いている人は、私以外は皆無でした。
多くの方は、ツアーに参加してツアーバスで移動するか、そうでない場合でも、レンタカーか、タクシーをチャーターしている方がほとんどでした。お金に余裕があるようであれば、タクシーをチャーターする方がいいかもしれません。
スポンサーリンク
ただし、バスを利用するという場合の注意点としましては、バスの本数があまりない (1日3本のみ) というほか、最終のバスの時間もかなり早いので注意する必要があります。ちなみに、2019年8月時点のタイムスケジュールは、以下の写真の通りです。
以上の写真からもお分かりいただけますように、メテオラのアギオス・ステファノス修道院からは午後4時30分が最終のバスということになりますので、たとえば、メテオラでサンセットを楽しむという場合には、バスを利用してカランバカに戻ることはできませんので、ご注意ください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
以上の写真からもお分かりいただけますように、メガロ・メテオロン修道院&ヴァルラーム修道院を同時に見ることができます。
スポンサーリンク
トレッキングコースです。ちょっと米国のナショナルパークを思い出しました。
カランバカの街に到着しました。雰囲気のある教会もあります。
スポンサーリンク
Best wishes to you !!
【サイトマップ】ギリシャ旅行記 (2019年8月13日〜29日)
【関連記事】デルフィとカランバカ間 (Delphi ⇄ Kalampaka) の移動方法
【関連記事】カランバカで宿泊したホテル「デラ・ブティックホテル」(Dellas Boutique Hotel)
【サイトマップ】世界のおすすめ自然遺産 (World Natural Heritage)
【サイトマップ】世界のおすすめ複合遺産 (Mixed Cultural and Natural Heritage)
【サイトマップ】世界のおすすめ教会、修道院、モスク、寺院 (Church, Monastery, Mosque, Temple)
大変申し訳ございませんが、ポチッと応援していただけますと大変励みになります。
メテオラ (Meteora) とは?
メテオラ (Meteora) は、ギリシア北西部のテッサリア地方北端の奇岩群とその上に建設された修道院共同体、いわゆるメテオラ修道院群の総称です。これら奇岩群の中には400mに及ぶようなものもあり、しかも、その上に修道院が立ち並んでいます。そして、敬虔な修道士たちが、現在でも厳しい戒律を守りながら共同生活を営んでいます。
なお、20世紀初頭までは、これらの岩山に階段もハシゴもなく、下界から人間や生活物資を運ぶ手段は、滑車に吊るされた網袋だけだったそうです。ちなみに、メテオラとは、ギリシャ語で「空中に吊りあげられた」という意味だそうです。
メテオラは、その地形やギリシア正教の修道院文化の価値が評価され、1988年に「メテオラ」(Meteora) として、ユネスコの世界遺産 (複合遺産) に登録されています。
メテオラ (Meteora) の場所
<アテネ ⇨ カランバカ>【関連記事】デルフィとカランバカ間 (Delphi ⇄ Kalampaka) の移動方法
<カランバカ ⇄ メテオラ>
メテオラ (Meteora) の修道院
メテオラ (Meteora) の修道院としては、以下の6つの修道院が有名です。ちなみに、私が訪問した順番に並んでいます。
- アギオス・ニコラオス修道院 (聖ニコラオス・アナパフサス修道院) (Agios Nikolaos)
- メガロ・メテオロン修道院 (大メテオロン修道院) (Megalo Meteoron (Metamorfosis))
- ヴァルラーム修道院 (ヴァルラアム修道院) (Varlaam)
- ルサヌ修道院 (Roussanou (Saint Barbara))
- アギオス・ステファノス修道院 (聖ステファノス修道院) (Agios Stefanos)
- アギア・トリアダ修道院 (Agia Triada)
メテオラ (Meteora) の修道院群の回り方
<メテオラ (Meteora) の修道院>
地球の歩き方では、時間と体力に自信があるのであれば、朝に 2.のメガロ・メテオロン修道院までバスで行き、その後、上記の2から6の順番で歩いて回り、6. のアギア・トリアダ修道院からは、カランバカに通じるトレッキングコースを降って、カランバカに戻るルートをオススメしています。- アギオス・ニコラオス修道院 (聖ニコラオス・アナパフサス修道院) (Agios Nikolaos)
- メガロ・メテオロン修道院 (大メテオロン修道院) (Megalo Meteoron (Metamorfosis))
- ヴァルラーム修道院 (ヴァルラアム修道院) (Varlaam)
- ルサヌ修道院 (Roussanou (Saint Barbara))
- アギオス・ステファノス修道院 (聖ステファノス修道院) (Agios Stefanos)
- アギア・トリアダ修道院 (Agia Triada)
ちなみに、私も、2日目 (2019年8月25日) は、以上のコースで回ってきました。ただ、このコースのみであると、1. のアギオス・ニコラオス修道院を訪問することができません。
そこで、私は、カランバカに到着した1日目 (2019年8月24日) に、1. のアギオス・ニコラオス修道院だけ訪問しました。結果として、2日ですべての修道院を効率よく訪問することができましたので、かなりいい選択であったと思います。
一方、実際に歩いてみた実感としましては、8月という日の当たる猛暑の中を、かなりの時間歩くことになりますので、かなり体力に自信のある方以外は控える方がいいような気もします。
ちなみに、午前中に歩くのはまだしも、午後になって以降はかなりの暑さになります。なお、4. ルサヌ修道院から、5. アギオス・ステファノス修道院まで歩いている人は、私以外は皆無でした。
多くの方は、ツアーに参加してツアーバスで移動するか、そうでない場合でも、レンタカーか、タクシーをチャーターしている方がほとんどでした。お金に余裕があるようであれば、タクシーをチャーターする方がいいかもしれません。
バスで移動する場合の注意点
一方、カランバカからメテオラへバスで移動するという場合、カランバカのタウンホール広場前のバス乗り場から、ニコラウス → ルサヌ → ヴォルラーム → メガロ・メテオロン → トリアダ → ステファノスという各修道院を回ることとなります。ただし、バスを利用するという場合の注意点としましては、バスの本数があまりない (1日3本のみ) というほか、最終のバスの時間もかなり早いので注意する必要があります。ちなみに、2019年8月時点のタイムスケジュールは、以下の写真の通りです。
以上の写真からもお分かりいただけますように、メテオラのアギオス・ステファノス修道院からは午後4時30分が最終のバスということになりますので、たとえば、メテオラでサンセットを楽しむという場合には、バスを利用してカランバカに戻ることはできませんので、ご注意ください。
各修道院の紹介
以下では、以下の順番で、それぞれの修道院をご紹介いたします。- アギオス・ニコラオス修道院 (聖ニコラオス・アナパフサス修道院) (Agios Nikolaos)
- メガロ・メテオロン修道院 (大メテオロン修道院) (Megalo Meteoron (Metamorfosis))
- ヴァルラーム修道院 (ヴァルラアム修道院) (Varlaam)
- ルサヌ修道院 (Roussanou (Saint Barbara))
- アギオス・ステファノス修道院 (聖ステファノス修道院) (Agios Stefanos)
- アギア・トリアダ修道院 (Agia Triada)
スポンサーリンク
アギオス・ニコラオス修道院 (聖ニコラオス・アナパフサス修道院) (Agios Nikolaos)
修道院の内部は写真撮影禁止であったため写真はありません。以下は、修道院の外で撮影したカストラキの街が一望できるところです。
スポンサーリンク
- カランバカからバスでメテオラに向かう途中で、最初に見える小さな修道院です。
- この修道院だけは、1日目 (2019年8月24日) に訪問しました。
スポンサーリンク
メガロ・メテオロン修道院 (大メテオロン修道院) (Megalo Meteoron (Metamorfosis))
ここも修道院の内部も写真撮影禁止であったため、以下は、修道院の外で撮影したものとなります。
修道院を出て、最後に撮影した写真です。
スポンサーリンク
修道院を出て、最後に撮影した写真です。
- メガロ・メテオロン修道院は、メテオラ最大の修道院です。
- プラティ・リソス (Platys Lithos;幅広の岩) の上にあり、高さは613m あるそうです。
- そのため、修道院まで昇るのはなかなか大変なものがあります。
スポンサーリンク
ブァルラーム修道院 (ヴァルラアム修道院) (Varlaam)
以下は、メガロ・メテオロン修道院から撮影したブァルラーム修道院です。ただ、逆光です。
以下は、メガロ・メテオロン修道院からブァルラーム修道院へ移動する途中で撮影したブァルラーム修道院です。
以下は、ルサヌ修道院から撮影したブァルラーム修道院です。
この修道院の内部も写真撮影禁止であったため、以下の写真は、修道院の外で撮影した写真です。
スポンサーリンク
以下は、メガロ・メテオロン修道院からブァルラーム修道院へ移動する途中で撮影したブァルラーム修道院です。
以下は、ルサヌ修道院から撮影したブァルラーム修道院です。
この修道院の内部も写真撮影禁止であったため、以下の写真は、修道院の外で撮影した写真です。
ルサヌ修道院 (Roussanou (Saint Barbara))
以下は、ブァルラーム修道院から撮影したルサヌ修道院です。ただし、逆光です。
以下は、ルサヌ修道院近くのビューポイントから撮影したルサヌ修道院です。
スポンサーリンク
以下は、ルサヌ修道院近くのビューポイントから撮影したルサヌ修道院です。
アギオス・ステファノス修道院 (聖ステファノス修道院) (Agios Stefanos)
この修道院の内部も写真撮影禁止であったため、以下は、修道院の外で撮影したものです。
スポンサーリンク
この修道院の内部も写真撮影禁止であったため、以下は、修道院の外で撮影したものです。- この修道院からのカランバカの街並みはなかなかの絶景です。
アギア・トリアダ修道院 (Agia Triada)
- 文字通り、断崖絶壁の上に建てられている修道院です。
- この修道院の写真が、よくメテオラの写真で使われています。
- この修道院のところから、カランバカへ通じるトレッキングコースがあります。
スポンサーリンク
複数の修道院を同時に見ることのできるスポット
以下では、複数の修道院を同時に見ることのできるスポットをご紹介いたします。メガロ・メテオロン修道院&ヴァルラーム修道院
以下の写真は、ヴァルラーム修道院からルサヌ修道院へ移動する途中で撮影した写真です。
アギオス・ニコラオス修道院&メガロ・メテオロン修道院&ヴァルラーム修道院&ルサヌ修道院
ルサヌ修道院近くのビューポイントからは、アギオス・ニコラオス修道院、メガロ・メテオロン修道院、ヴァルラーム修道院、ルサヌ修道院の4つの修道院が一望できます。- 左上)アギオス・ニコラオス修道院
- 左下)ルサヌ修道院
- 中央)メガロ・メテオロン修道院
- 右)ヴァルラーム修道院
以下の写真は、ルサヌ修道院近くのビューポイントからアギア・トリアダ修道院へ向かう途中に撮影した写真です。ここからも、アギオス・ニコラオス修道院、メガロ・メテオロン修道院、ヴァルラーム修道院、ルサヌ修道院の4つの修道院が一望できます。また、中央には、先ほど撮影したルサヌ修道院近くのビューポイント (人がいるところです) もあります。
- 一番左)アギオス・ニコラオス修道院
- その左)ルサヌ修道院
- 右)メガロ・メテオロン修道院
- 一番右)ヴァルラーム修道院
アギア・トリアダ修道院からカランバカへと通じるトラッキングコース
アギア・トリアダ修道院のところから、カランバカへ通じるトレッキングコースがあります。だいたい40分くらいで移動できたように思います。トレッキングコースです。ちょっと米国のナショナルパークを思い出しました。
カランバカの街に到着しました。雰囲気のある教会もあります。
修道院の内部は「写真撮影禁止」であったため写真はありませんが、どの修道院も内部の壁画、フレスコ画、イコンは必見!!
どの修道院も、修道院の内部は「写真撮影禁止」であったため写真はありませんが、修道院の内部の壁画、フレスコ画、イコンは大変見応えがあり、必見であると思います。写真を残すことはできませんが、その分、ぜひ目に焼き付けていただければと思います。Best wishes to you !!
関連記事
【関連記事】デルフィとカランバカ間 (Delphi ⇄ Kalampaka) の移動方法
【関連記事】カランバカで宿泊したホテル「デラ・ブティックホテル」(Dellas Boutique Hotel)
【サイトマップ】世界のおすすめ自然遺産 (World Natural Heritage)
【サイトマップ】世界のおすすめ複合遺産 (Mixed Cultural and Natural Heritage)
【サイトマップ】世界のおすすめ教会、修道院、モスク、寺院 (Church, Monastery, Mosque, Temple)
大変申し訳ございませんが、ポチッと応援していただけますと大変励みになります。