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 2019年8月26日は、カランバカからアテネに戻り、少し涼しくなった夕方に古代アゴラ (Ancient Agora) を訪問してきました。

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古代アゴラ (Ancient Agora) とは?

 アゴラとは「人の集まる所」を意味しますが、古代ギリシアでは、市場のほか、政治、宗教、文化的施設が集まる場所を意味していました。

 古代ギリシア時代のアテネ市民にとって、信仰の中心はアクロポリスですが、その麓にあるアゴラは生活の中心であり、政治や経済、文化の拠点として機能していました。市民は、アゴラで商取引をし、政治家の熱弁に耳を傾け、様々な情報交換を行っていました。

 アゴラは、紀元前6世紀頃から発展し、商店や評議会場、裁判所などの公的施設が置かれていました。しかし、アゴラは、紀元前1世紀頃から衰退し始め、次第に住宅地へと姿を変え、活動の中心は100mほど東のローマ時代のアゴラへと移っていきました。

 現在、古代アゴラのほとんどは廃墟と化してしまいましたが、建物の面影から当時の様子をうかがい知ることができる場所として残されています。

 以下では、古代アゴラの見どころをいくつかご紹介いたします。

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へファイストス (テセウス) 神殿

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  • ギリシャ国内でもっとも原型を残していると言われる神殿で、建築時期は、パルテノン神殿とほぼ同時期の紀元前450年から紀元前440年頃であると言われています。
  • なお、私は、夕方に訪問しましたが、日の当たる角度の関係で、午前中に訪問する方がいい写真を撮ることができるような気がします。

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アグリッパの音楽堂

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  • 紀元前15年頃にローマの将軍アグリッパが建造した2階建ての音楽堂で、当時は、約1000人もの観客を収容することができたそうです。
  • しかし、267年に焼失してしまい、現在は、音楽堂前に建っていたとされる巨人とトリトン (半人半魚) の像3体が残るのみとなっています。

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中央柱廊

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  • いわゆる「市場」があったとされる場所です。

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アギイ・アポストリ教会

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  • 古代アゴラの中には、アギイ・アポストリ教会という教会があります。
  • アギイ・アポストリ教会は、紀元1000年頃に建てられたビザンチン様式のキリスト教会です。
  • 教会の壁や天井には、ご覧のようなフレスコ画が描かれています。

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アタロスの柱廊 (古代アゴラ博物館)

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  • ギリシア遺跡の中でただ一つ、完全に復元された建造物です。
  • 古代アゴラで発掘されたもののほとんどが、この古代アゴラ博物館に収蔵されています。
  • 2階建ての建物で、建築様式は、典型的なギリシアの柱廊となっています。
  • 1階は、外側に45本のドリア式列柱が、中間に22本のイオニア式列柱が並んでいます。
  • 2階は、外側にイオニア式列柱が、中間にエジプト式棕梠柱頭の列柱が配されています。

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その他 (へファイストス (テセウス) 神殿から見たアクロポリス遺跡)

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  • へファイストス (テセウス) 神殿は、古代アゴラの遺跡の中では高台のところにあるのですが、そのへファイストス (テセウス) 神殿からは、アクロポリス遺跡を綺麗に眺めることができます。

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古代アゴラも、アテネで必見の遺跡

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 アテネの遺跡といえば、まず間違いなくアクロポリスの遺跡が思い浮かぶと思いますが、古代アゴラもアクロポリスの遺跡と並んで必見の遺跡であると思います。アテネに滞在するという場合には、アクロポリスの遺跡だけではなく、ぜひ古代アゴラにもお立ち寄りください。

Best wishes to you !!

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