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 2011年3月27日は、パレンケ (Palenque) からバカカル (Bacalar) まで移動したのですが、その道中で、パレンケ遺跡の後は、メキシコの世界遺産「カンペチェ州カラクムルの古代マヤ都市と熱帯雨林保護区」(Ancient Maya City and Protected Tropical Forests of Calakmul, Campeche) のある「カラクムル遺跡」(Calakmul) を訪問してきました。

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カラクムル遺跡 (Calakmul) とは?

 カラクムル (Calakmul) は、メキシコ・カンペチェ州にある、先古典期後期から古典期にかけて繁栄したマヤ文明の都市遺跡です。

 熱帯雨林の中にあるカラクムルは、6世紀頃に最盛期を迎え、10世紀末に放棄されるまで、700年以上にわたって地域の歴史や文化、芸術における主要な役割を果たしていたようで、マヤ文明最大の都市とされるグアテマラのティカル遺跡と並ぶ規模を有していたようです。

 カラクムル遺跡からは、翡翠のマスクや石碑、彩色土器が多数見つかっているようですが、発掘調査が始まってさほど年月が経っていないというほか、その規模は30平方キロメートルに及ぶことから、解明していないことが多い遺跡といえそうです。

 実際に訪問してみた印象としても、ほとんど整備されていないという状況ですが、私が訪問したのは2011年3月の話ですので、その後、多少は整備された可能性はあります。

 カラクムルの都市遺跡は、2002年に「カンペチェ州、カラクムルの古代マヤ都市」(Ancient Maya City of Calakmul, Campeche) として、ユネスコの世界遺産 (文化遺産) に登録されましたが、2014年には、周辺の生物圏保護区の半分ほどが拡大して登録され、新たに「カンペチェ州カラクムルの古代マヤ都市と熱帯保護林」(Ancient Maya City and Protected Tropical Forests of Calakmul, Campeche) として、世界遺産 (複合遺産) となりました。

【参考文献】
 世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<下>』(世界遺産アカデミー、2012年)
 地球の歩き方編集室『地球の歩き方 メキシコ '11〜12』(ダイヤモンド社、2010年)

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カラクムル遺跡 (Calakmul)

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 カラクムル遺跡で最大級の建物は、以下の建造物2号で、一辺140m、高さは55mに達する建造物です。
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  • カラクムル遺跡で最大級の建物である「建造物2号」ですが、頂上からの眺めはとてもいいものがあります (最後から2枚目の写真)。ただ、高所恐怖症の私にとっては、安全上の整備も全くされていなかったこともあり、頂上に登ることは「恐怖」以外の何物でもありませんでした。

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カラクムル遺跡は、今後発掘調査が進んで整備されたら、見どころも多そう!! ただし、レンタカーを使ってカラクムル遺跡に行くことはオススメしない!!

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 私が訪問した2011年の時点においては、カラクムル遺跡は、観光地としてほとんど整備されていないような状況でした。そのため、遺跡を観光しているというよりも「ジャングルの密林の中にある遺跡を探索している」という感じでした。

 実際にも、建築物は確認できるものの、案内標識や案内板もほとんどなかったほか、高い建築物についても安全を確保するような整備も全くなされていないような状況で、もし怪我等をしたとしても、まさに「自己責任」というような感じでした。

 また、カラクムル遺跡のある地区はジャガーが生息している自然保護区でもあるわけですが、まったく対応しているようにも感じられず、最初の時はビクビクしながら遺跡を回っていました。

 以上のように、カラクムル遺跡は、密林の中を冒険しているような感覚を味わうことができる、まさに「スリル満点」な遺跡であるように思います。

 ところで、私は、カンクンでレンタカーを借り、ユカタン半島をほぼ一周し、カラクムル遺跡についても、レンタカーで訪問したのですが、とてもではありませんが、カラクムル遺跡をレンタカーで訪問することはオススメできません。

 と言いますのも、幹線道路 (186号線) から狭い道を片道64kmほど進んだところに遺跡があるのですが、その道が曲りくねった山道で見通しが悪いほか、車1台ほどしか通れないようなほど本当に狭く、それにもかかわらず、反対側から対向車が来ることもあるあったからです。すなわち、片道64km、片道1時間以上もの間 (往復では、128km、2時間以上もの間)、車1台ほどしか通れないような狭い危険な道を、対向車も気にしつつ、ビクビクしながら車を運転していたわけです。

 今思うと、よく生きて戻ることができたと感心するところです。当時は、何も知らなかった「若気の至り」といったところでしょうか? 今では、絶対に自分で車を運転して訪問しようとは思いません。

 もっとも、私が訪問したのは2011年3月であり、その後、発掘調査も進んで、観光整備もされた可能性がありますので、現在の状況については、最新の情報を確認するようにしてください。

Best wishes to you !!

【参考文献】
 世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<下>』(世界遺産アカデミー、2012年)
 地球の歩き方編集室『地球の歩き方 メキシコ '11〜12』(ダイヤモンド社、2010年)


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