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 2012年8月12日は、ハイデルベルク (Heidelberg) から、ヴュルツブルク (Würzburg) を経由して、ローテンブルク (Rothenburg ob der Tauber) に移動したのですが、ヴュルツブルクでは、ドイツの世界遺産「ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場」(Würzburg Residence with the Court Gardens and Residence Square) を訪問してきました。

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ヴュルツブルク司教館 (Würzburg Residence) の場所




 蛇足ですが、ヴュルツブルク司教館 (Würzburg Residence) を訪問した後、大聖堂 (Würzburger Cathedral) にも立ち寄ってのですが、改装中だったため中に入ることはできませんでした。
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 この日 (2012年8月12日) は、ハイデルベルクから、ヴュルツブルグ (Würzburg) を経由して、ローテンブルク (Rothenburg ob der Tauber) に移動したのですが、途中、Mannheim, Frankfurt, Würzburg, Steinach でそれぞれ乗り換えがありました。

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ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場 (Würzburg Residence with the Court Gardens and Residence Square) とは?

 ヴュルツブルク (Würzburger) は、11世紀頃から司教領として栄えた都市で、17世紀から18世紀頃には、地方領主であるシェーンボルン家が司教の座について隆盛の時を迎えました。

 1719年に司教に任命されたシェーンボルン伯ヨハン・フィリップ・フランツ (Johann Philipp Franz von Schönborn) は、市の中心に司教館の建設を決め、建築家バルタザール・ノイマン (Johann Balthasar Neumann) に設計を依頼しました。

 ノイマンの下、工事が始まり、1744年に内装と庭園を除いた建物が完成しました。それから36年後の1780年に内装と庭園も完成し、16世紀バロック建築の傑作と評される司教館が完成しました。

 ヴュルツブルク司教館 (Würzburg Residence) は、1981年に、庭園と宮殿前広場を含む形で「ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場」(Würzburg Residence with the Court Gardens and Residence Square) として世界遺産(文化遺産)に登録されました。

【参考文献】
 世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大辞典<下>』(世界遺産アカデミー、2012年)

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ヴュルツブルク司教館 (Würzburg Residence) の写真

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 ヴュルツブルク司教館 (Würzburg Residence) の中でも有名なのは「階段の間」(Treppenhaus) であり、柱の無い広大な吹き抜けに、画家ティエポロ (Giovanni Battista Tiepolo) 作の世界で一番大きいフレスコ天井一枚画があります。このほか、階段を上がって正面最初の部屋「白の間」(Weisser Saal) と、続く「皇帝の間」(Kaisersaal) も必見です。ただし、司教館の館内は「No Photo」だったため、写真はありません。

Best wishes to you !!


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