2013年8月17日は、リオ・デ・ジャネイロ (Rio de Janeiro) からブラジルの世界遺産「イグアス国立公園」(Iguaçu National Park) に移動し、今回の最大の目的地である「イグアスの滝」(Cataratas do Iguaçu) をブラジル側から観光した後、フォス・ド・イグアス (Foz do Iguaçu) を経由して、アルゼンチンのプエルト・イグアス (Puerto Iguazu) に移動しました。
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イグアスとは、先住民グアラニー人の言葉で「巨大な水」を意味し、雨季には毎秒6万5000トンにも及ぶ水が流れ落ちています。中でも、馬蹄型のイグアスの滝の最奥部にある滝は、常に轟音を立てていることから「悪魔の喉笛」(Garganta del Diablo) と呼ばれていて、毎秒7,000トンの水量があるそうです。
この地域は、1984年にアルゼンチン側550㎢が、1986年にブラジル側1,700㎢が、それぞれ「イグアス国立公園」(アルゼンチン側 Iguazú National Park、ブラジル側 Iguaçu National Park) として、個別の世界遺産として登録されました。すなわち、ブラジル側が1986年に世界遺産に登録される際に、既に1984年に登録されていたアルゼンチンのイグアス国立公園の拡大登録ではなく、別の物件として扱われました。
なお、アルゼンチン側とブラジル側ともに「イグアス国立公園」として世界遺産に登録されているわけですが、公用語の違いから「イグアス」の綴りが異なっています。すなわち、ブラジルの「イグアス」は "Iguaçu"、アルゼンチンの「イグアス」は "Iguazú" と表記されています。また、「ブラジルの」「アルゼンチンの」といった言葉も登録名称に含まれていません。
また、世界遺産の登録面積は圧倒的にブラジル側の方が広いものの、滝の約8割はアルゼンチン側に存在しています。
全長約1,200kmのイグアス川は、パラグアイのパラナ川に合流する手前で大きく屈曲し、切り立った崖から大小275の滝となって流れ落ちていますが、この滝の密集地帯が「イグアスの滝:と呼ばれていて、全体の幅は2,700m以上、最大落差は80mで、世界最大の水量を誇っています。
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<イグアス国立公園 → フォス・ド・イグアス → プエルト・イグアス>
この日は、移動に苦労すると予想していたのですが、意外とスムーズにいきました。まず、リオで空港行きのフレスコン (エアコンバス) に難なく乗ることができ、空港 (12時30分頃到着) からイグアス国立公園にもすぐにバスで移動することがでました(国立公園には午後1時前に到着)。
イグアスの滝を観光した後は、国立公園からバスでフォス・ド・イグアス (Foz do Iguaçu) に移動し、フォス・ド・イグアスで別のバスに乗り換え、別のバスでアルゼンチンのプエルト・イグアス (Puerto Iguazu) に国境を越えて移動しました。実にスムーズに移動することができ、プエルト・イグアスには午後6時前に到着することができました。
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以下は、ブラジル側から見たイグアスの滝です。文字通り、心の底から満喫することができました。メチャメチャよかったです。今まで旅行した中でNo.1のように思います。
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Best wishes to you !!
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イグアス国立公園 (Iguaçu National Park) とは?
アルゼンチンとブラジルの国境を流れる大河イグアス川の沿岸約2,200kmにまたがる「イグアス国立公園」(Iguaçu National Park) は、世界三大瀑布に数えられるイグアスの滝 (スペイン語では Cataratas del Iguazú、ポルトガル語では Cataratas do Iguaçu) がある広大な国立公園です。イグアスとは、先住民グアラニー人の言葉で「巨大な水」を意味し、雨季には毎秒6万5000トンにも及ぶ水が流れ落ちています。中でも、馬蹄型のイグアスの滝の最奥部にある滝は、常に轟音を立てていることから「悪魔の喉笛」(Garganta del Diablo) と呼ばれていて、毎秒7,000トンの水量があるそうです。
この地域は、1984年にアルゼンチン側550㎢が、1986年にブラジル側1,700㎢が、それぞれ「イグアス国立公園」(アルゼンチン側 Iguazú National Park、ブラジル側 Iguaçu National Park) として、個別の世界遺産として登録されました。すなわち、ブラジル側が1986年に世界遺産に登録される際に、既に1984年に登録されていたアルゼンチンのイグアス国立公園の拡大登録ではなく、別の物件として扱われました。
なお、アルゼンチン側とブラジル側ともに「イグアス国立公園」として世界遺産に登録されているわけですが、公用語の違いから「イグアス」の綴りが異なっています。すなわち、ブラジルの「イグアス」は "Iguaçu"、アルゼンチンの「イグアス」は "Iguazú" と表記されています。また、「ブラジルの」「アルゼンチンの」といった言葉も登録名称に含まれていません。
また、世界遺産の登録面積は圧倒的にブラジル側の方が広いものの、滝の約8割はアルゼンチン側に存在しています。
全長約1,200kmのイグアス川は、パラグアイのパラナ川に合流する手前で大きく屈曲し、切り立った崖から大小275の滝となって流れ落ちていますが、この滝の密集地帯が「イグアスの滝:と呼ばれていて、全体の幅は2,700m以上、最大落差は80mで、世界最大の水量を誇っています。
ところで、イグアス国立公園は、ダム開発、滝の観光地化のほか、国立公園内での道路建設計画が環境悪化に結びつくと懸念されたことなどにより、1999年に危機遺産リストに登録されましたが、道路の封鎖などの対処がなされたことにより、2001年に危機遺産リストから除外されました。
【参考文献】
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<下>』(世界遺産アカデミー、2012年)
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この日の移動ルート
<リオ・デ・ジャネイロ → イグアス国立公園><イグアス国立公園 → フォス・ド・イグアス → プエルト・イグアス>
この日は、移動に苦労すると予想していたのですが、意外とスムーズにいきました。まず、リオで空港行きのフレスコン (エアコンバス) に難なく乗ることができ、空港 (12時30分頃到着) からイグアス国立公園にもすぐにバスで移動することがでました(国立公園には午後1時前に到着)。
イグアスの滝を観光した後は、国立公園からバスでフォス・ド・イグアス (Foz do Iguaçu) に移動し、フォス・ド・イグアスで別のバスに乗り換え、別のバスでアルゼンチンのプエルト・イグアス (Puerto Iguazu) に国境を越えて移動しました。実にスムーズに移動することができ、プエルト・イグアスには午後6時前に到着することができました。
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以下は、ブラジル側から見たイグアスの滝です。文字通り、心の底から満喫することができました。メチャメチャよかったです。今まで旅行した中でNo.1のように思います。
イグアス国立公園 (Iguaçu National Park) (ブラジル側) の全体図
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イグアス国立公園の入口から遊歩道まで
- イグアス国立公園の入口です (1枚目の写真)。ここで、荷物をコインロッカーに入れました。
- 入門ゲートからは、専用のバス (2枚目の写真) で移動します。
- 通常は2つ目のバス停から遊歩道が始まるようですが、私は2つ目のバス停から始めました (3枚目の写真)。
遊歩道から
遊歩道を歩いていると、念願であった「イグアスの滝」が見えてきました。スポンサーリンク
遊歩道の展望台から
遊歩道の展望台からは、イグアスの滝の全景を眺めることができます。スポンサーリンク
遊歩道から見た展望橋
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展望橋から
- 「イグアスの滝」(Cataratas do Iguaçu) の迫力を身近で体感することができます。
- 水しぶきでビショビショになりますが、ポンチョなしでも何とかなります。私は、ポンチョなしで済ませました。
- ただし、防水カメラは必携です。この日のために、防水カメラを購入して本当によかったです。
展望台から
後で確認してみると、いくら防水カメラとはいえ、レンズに水滴がついていてはダメだということがわかりました。この教訓を明日に生かしたいと思います。スポンサーリンク
Hotel Jardin de Iguazu (宿泊したホテルです)
とてもアットホームな感じのホテルです。受付の方には大変親切にしていただきました。スポンサーリンク
AQUA (レストラン)
- 本当は、ここでも日本食レストランに行きたかったのですが、「地球の歩き方」では何ら紹介されておらず、ホテルの方に聞いても「日本食レストランは聞いたことがない」ということでしたので、泣く泣く断念することとしました。
- 「地球の歩き方」では、プエルト・イグアスのレストランとして Charo と Color の2つが紹介されているのですが、ホテルの方に「Charo はあまりお薦めしない」と言われたほか「AQUA がお勧め」と言われたため、この日は AQUA に行ってみました。
- これまでの経験で、海外のどこでもスープにハズレはないということで、スープを注文しました。
- ホテルの方に「お薦めなのでぜひ」と言われたのが、デザートの Mousse of Maracuja です (3枚目の写真)。たしかにとてもおいしかったです。
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