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 2015年8月20日は、オーストリアのハルシュタットからチェコのチェスキー・クルムロフ (Český Krumlov) へ移動し、チェコの世界遺産「チェスキー・クルムロフ歴史地区」(Historic Centre of Český Krumlov) を観光してきました。この日訪問したところは、以下のところです。

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チェコの世界遺産「チェスキー・クルムロフ歴史地区」(Historic Centre of Český Krumlov) とは?

 オーストリアとの国境近くに位置するチェコのチェスキー・クルムロフ (Český Krumlov) は、 中世以来の街並みを今日まで保ったボヘミアの小都市です。なお、チェスキーは、チェコ語で「ボヘミアの」という意味で、クルムロフは「川の湾曲部の湿地帯」を意味するそうです。

 町と城の建設は、ボヘミアの重要な通商路であるモルダウ川 (ヴルタヴァ川) 沿いに、13世紀後半に始まりました。町の発展の礎を築いたのはヴィートコフ家ですが、そのヴィートコフ家が1302年に断絶すると、南ボヘミアの貴族ロジェンベルク家に支配が移り、銀山経営を中心に、チェスキー・クルムロフは大きく発展しました。

 この時期に、川の対岸も、ビールの醸造や市の開催などの特権を与えられた商人たちの手によって発展し、15世紀に入ると聖ヴィート教会など、いくつもの教会が建設され、カトリックの拠点となりました。

 近代的な産業が育たなかったことから、16世紀以降、長い間衰退期を迎えましたが、1989年に自由化が成し遂げられると、町の修復も急速に進みました。

 街並みは、交通の要所として発展したことから、」他地域からの影響を受けた建築様式が溶け合ったものとなっています。それを色濃く残しているのが、代々の領主が住んだチェスキー・クルムロフ城です。

 なお、チェスキー・クルムロフは、1992年に「チェスキー・クルムロフ歴史地区」(Historic Centre of Český Krumlov) として、世界遺産 (文化遺産) に登録されました。

【参考文献】
 世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典 <下>』(世界遺産アカデミー、2012年)

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チェスキー・クルムロフ (Český Krumlov) の場所




 オーストリアのハルシュタット (Hallstatt) からチェコのチェスキー・クルムロフ (Český Krumlov) へ移動するにあたっては、電車をいくつか乗り継ぐ必要があったほか、電車の遅延もあり、予定外に時間がかかってしまいました。

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チェスキー・クルムロフ城 (Zámek Český Krumlov)

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  • 当初は、城の塔 (Zámecká vez) や、ヴァーツラフの地下室 (Václavske Sklepy) も訪問する予定でしたが、電車の遅延もあり、これらは断念しました。
  • 結局、ルートⅠのガイドツアーにだけ参加し、城の礼拝堂、ルネッサンスルーム、アバロックサロン、仮面舞踏会の間などを巡りましたが、写真撮影禁止だったため、写真はありません。
  • 3枚目の写真は、城の庭園 (Zámecká zahrada) です。
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チェスキー・クルムロフ (Český Krumlov) の街並み

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  • チェスキー・クルムロフの写真で有名な風景です。
  • ちなみに、城の庭園に行く途中のところから撮影しました。
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Hotel Bellevue Cesky Krum (チェスキー・クルムロフで宿泊したホテルです)

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 ホテルの隣が日本でもよく目にする「L'OCCITANE en provence」で、業務提携を結んでいるのか、ボディーシャンプーやシャンプーなどは、「L'OCCITANE en provence」のものを使用していました。

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Restaurace Eggenberg (レストラン)

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【関連記事】地ビール、エッゲンベルクの直営ビアレストラン Restaurace Eggenberg


Best wishes to you !!


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