サン・アントニオ伝道施設群 (San Antonio Missions) とは？
サン・アントニオ伝道施設群は、スペイン人の文化様式と先住民のコアウィルテカ人の文化様式が混ざり合っていることに建築史・文化史上の意義が認められるということで、「世界遺産条約履行のための作業指針」で示されている登録基準の中で、登録基準 (ii) に合致しているとして、2005年に「文化遺産」として登録されました。
【参考】世界遺産の登録基準
(ii) 建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値感の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
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以上の世界遺産「サン・アントニオ伝道施設群」の6つの構成資産 (サイト) の中で、私は、(1牧場を除いた) 5つの伝道所を訪問してきました。
具体的には、2017年12月20日 (水) に、サン・アントニオの世界遺産「サン・アントニオ伝道施設群」を訪問するため、サン・アントニオ・ミッション国立歴史公園 (San Antonio Missions National Historical Park) 等を訪問してきました。訪問した順番は、以下の通りです。
当初は、ここに車をおいて、VIA Bus の 40 VIVA missions というバスを利用して5つのサイトを訪問する予定で考えていましたが、ビジターセンターの方に「The Alamo 以外の4つのサイトには無料駐車場があるので車で訪問して、コンセプシオン伝道所 (Mission Concepcion) で車をおいて、The Alamo だけ 40 VIVA missions を利用するといい」というアドバイスをいただきました。
そのアドバイスを受けて、以下の順序で5つのサイトを訪問したのですが、結果として大正解でした。もし車で訪問するという場合には、The Alamo 以外の4つのサイトには車で訪問して、コンセプシオン伝道所 (Mission Concepcion) で車をおいて、The Alamo だけ 40 VIVA missions を利用してみてください。
一方、車を持っていないという場合でも、40 VIVA missions を利用すれば、エスパーダ伝道所 (Mission San Francisco de la Espada) 以外の4つは訪問することができます (逆に言えば、40 VIVA missions はエスパーダ伝道所だけは立ち寄りませんので、ご注意ください)。
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(ii) 建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値感の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
サン・アントニオ伝道施設群」の構成資産
世界遺産の登録対象となる「サン・アントニオ伝道施設群」の構成資産 (サイト) は、以下の5伝道所と1牧場です。
- エスパーダ伝道所 (Mission San Francisco de la Espada)
- サン・フアン・カピストラノ伝道所 (Mission San Juan Capistrano)
- サン・ホセ伝道所 (Mission San José)
- コンセプシオン伝道所 (Mission Concepcion)
- サンアントニオ・デ・バレロ伝道所 (Mission San Antonio de Valero) *バレロ伝道所は、いわゆるアラモ伝道所 (Mission Alamo) のことです。
- ランチョ・デ・ラ・カブラス (Rancho de las Cabras)
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サン・アントニオ伝道施設群の6つの構成資産の訪問順序および訪問方法
以上の世界遺産「サン・アントニオ伝道施設群」の6つの構成資産 (サイト) の中で、私は、(1牧場を除いた) 5つの伝道所を訪問してきました。
具体的には、2017年12月20日 (水) に、サン・アントニオの世界遺産「サン・アントニオ伝道施設群」を訪問するため、サン・アントニオ・ミッション国立歴史公園 (San Antonio Missions National Historical Park) 等を訪問してきました。訪問した順番は、以下の通りです。
- サン・ホセ伝道所 (Mission San José)
- エスパーダ伝道所 (Mission San Francisco de la Espada)
- サン・フアン・カピストラノ伝道所 (Mission San Juan Capistrano)
- コンセプシオン伝道所 (Mission Concepcion)
- アラモ伝道所 (Mission Alamo) または、アラモ砦 (The Alamo)
当初は、ここに車をおいて、VIA Bus の 40 VIVA missions というバスを利用して5つのサイトを訪問する予定で考えていましたが、ビジターセンターの方に「The Alamo 以外の4つのサイトには無料駐車場があるので車で訪問して、コンセプシオン伝道所 (Mission Concepcion) で車をおいて、The Alamo だけ 40 VIVA missions を利用するといい」というアドバイスをいただきました。
そのアドバイスを受けて、以下の順序で5つのサイトを訪問したのですが、結果として大正解でした。もし車で訪問するという場合には、The Alamo 以外の4つのサイトには車で訪問して、コンセプシオン伝道所 (Mission Concepcion) で車をおいて、The Alamo だけ 40 VIVA missions を利用してみてください。
一方、車を持っていないという場合でも、40 VIVA missions を利用すれば、エスパーダ伝道所 (Mission San Francisco de la Espada) 以外の4つは訪問することができます (逆に言えば、40 VIVA missions はエスパーダ伝道所だけは立ち寄りませんので、ご注意ください)。
世界遺産のプレートのある場所
サン・ホセ伝道所 (Mission San José) のビジターセンターは、以下のように、世界遺産に登録されたことを示すプレートがあるほか、サン・アントニオ伝道施設群を解説するスペースもありますので、こちらの方もぜひお立ち寄りください。
以下は、実際に訪問しました、サン・アントニオの世界遺産「サン・アントニオ伝道施設群」を構成する5つの構成資産 (サイト) です。
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サン・ホセ伝道所 (Mission San José) は、1720年に設立された伝道所で、"Queen of the Missions"と呼ばれているそうです。バラの窓 (Rose Windows or Rosa's Window) (5枚目の写真) は、当時の最高レベルの技術を駆使して作られたようです。たしかに、大変豪勢です。
本日訪問した中で一番大きい Mission でしたが、聖堂 (6枚目の写真) も落ち着いた雰囲気でしたし、外の通路 (7枚目の写真) も大変趣があり、個人的には一番気に入りました。
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エスパーダ伝道所 (Mission San Francisco de la Espada) は、1960年に別の場所で設立されたものの、1731年に現在の場所に移されたようです。一番ダウンタウンから離れた場所にあるということもあり、あまり人もいませんでしたが、落ち着いた雰囲気の Mission です。
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サン・フアン・カピストラノ伝道所 (Mission San Juan Capistrano) も、当初はテキサス州東部で建設されたものの、1731年にサンアントニオに移転されたそうです。
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アラモ伝道所（Mission Alamo）またはアラモ砦（The Alamo）は、テキサス州サンアントニオにあるかつての伝道所と要塞の複合施設で、正式名称はサンアントニオ・デ・バレロ伝道所 (Mission San Antonio de Valero) と言います。
ここアラモは、テキサス独立戦争中の1836年2月23日 - 3月6日の13日間にメキシコ共和国軍とテキサス分離独立派 (テクシャン反乱軍) の間で行われた「アラモの戦い」の戦場となったところで、アラモに立てこもる少数のテキサス軍が、メキシコの大軍に攻められて全滅したという悲劇の場所です。
なお、アラモ伝道所は内部見学もできますが、No Photo だったため、写真はありません。アラモ伝道所の内部を見学した後、日本の記念碑 (Japanese Monument) (4枚目の写真) やアラモの戦いの記念碑 (Cenotaph) (5枚目の写真) を見つけることができました。
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また、サン・アントニオですが、大都市であるにもかかわらず、街の雰囲気はとても落ち着いていて、大変魅力的な都市であると思いますので、時間をかけて観光してみると大変楽しめるのではないかと思います。
Best wishes to you !!
【サイトマップ】米国アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス旅行記 (2017年12月14日〜26日)
【サイトマップ】世界のおすすめ教会、修道院、モスク、寺院 (Church, Monastery, Mosque, Temple)
サン・ホセ伝道所 (Mission San José)
本日訪問した中で一番大きい Mission でしたが、聖堂 (6枚目の写真) も落ち着いた雰囲気でしたし、外の通路 (7枚目の写真) も大変趣があり、個人的には一番気に入りました。
エスパーダ伝道所 (Mission San Francisco de la Espada)
サン・フアン・カピストラノ伝道所 (Mission San Juan Capistrano)
コンセプシオン伝道所 (Mission Concepcion)
コンセプシオン伝道所 (Mission Concepcion) も、当初はテキサス東部で建設されたものの、1731年にサンアントニオに移されたそうです。
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アラモ伝道所 (Mission Alamo) または、アラモ砦 (The Alamo)
ここアラモは、テキサス独立戦争中の1836年2月23日 - 3月6日の13日間にメキシコ共和国軍とテキサス分離独立派 (テクシャン反乱軍) の間で行われた「アラモの戦い」の戦場となったところで、アラモに立てこもる少数のテキサス軍が、メキシコの大軍に攻められて全滅したという悲劇の場所です。
なお、アラモ伝道所は内部見学もできますが、No Photo だったため、写真はありません。アラモ伝道所の内部を見学した後、日本の記念碑 (Japanese Monument) (4枚目の写真) やアラモの戦いの記念碑 (Cenotaph) (5枚目の写真) を見つけることができました。
【ご参考】リバーウォーク (River Walk (Paseo del Rio))
アラモ伝道所（Mission Alamo）またはアラモ砦（The Alamo）のすぐ近くに、サン・アントニオの人気No.1の観光スポット、リバーウォーク (River Walk (Paseo del Rio)) があります。洗練された大変お洒落なところで、人気No.1の観光スポットというのも頷けるところですので、アラモ伝道所を訪問するという場合には、ぜひリバーウォークにも立ち寄ってみてください。また、サン・アントニオですが、大都市であるにもかかわらず、街の雰囲気はとても落ち着いていて、大変魅力的な都市であると思いますので、時間をかけて観光してみると大変楽しめるのではないかと思います。
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