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 2016年8月21日と22日は、世界遺産「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」の構成資産の1つでもある「血の上の救世主教会」(Church on Spilt Blood) を訪問してきました。

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「血の上の救世主教会」とは?

 「血の上の救世主教会」(Church on Spilt Blood) は、グリボエードフ運河沿いに建つ純ロシア風教会で、いわゆる「ねぎ坊主」をいくつも持つ、サンクトペテルブルグを代表する教会です。

 「血の上の救世主教会」は、サンクトペテルブルグにあるロシア正教会の聖堂で、正式名称は「ハリストス復活大聖堂」というそうです。ちなみに「血の上の救世主教会」という名称は、1881年3月13日(ユリウス暦3月1日)のロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺によるもので、教会が建つ場所は、皇帝遭難の地とされているそうです。

 教会の建立は、アレクサンドル2世の跡を継いだアレクサンドル3世によって1883年に着工されましたが、アレクサンドル3世在位中には完成せず、次のニコライ2世在位中の1907年に完成しました。

 しかし、1917年にロシア帝国で起きたロシア革命によって、教会はソビエト政権によって略奪され、ソ連政府の指令で1930年代初期に教会は閉鎖されました。さらに、教会は、第二次世界大戦中のレニングラード包囲戦で損害を被ったそうです。

 その後、1970年7月に、血の救世主教会の管理権はイサク聖堂に譲渡され、イサク聖堂の収入は血の上の救世主教会の復旧へ集約されました。そして、27年に渡る修復工事を終えた後、1997年8月に血の上の救世主教会は、およそ60年ぶりに一般公開されました。すなわち、この協会は、一般公開されてまだ20年ほどしか経っていないということになります。

 以上のような歴史があるため、「血の上の救世主教会」は、ロシア革命以前から公的な礼拝としてではなく、暗殺されたアレクサンドル2世を慰霊するロマノフ家の施設であったという理由で、ロシア正教会の大聖堂としての完全な復活はなされていないようです。

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豪華なモザイクで覆われた「血の上の救世主教会」

 2016年8月22日は、カザン聖堂を訪問した後、世界遺産「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」の構成資産の1つでもある「血の上の救世主教会」(Church on Spilt Blood) を訪問 (再訪) してきました。
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 教会の内側の壁と天井は、複雑かつ詳密なモザイクで完全に覆われています。このモザイク画は厳密なイコンの様式にのっとって聖書の場面を表現しているそうです。
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 前日 (2016年8月21日) は「地の上の救世主教会」の外観の写真を撮影しただけですが、この日 (2016年8月22日) は、同教会の内部も鑑賞してきました。さすがは「内部の美しさは世界一」と言われるだけのことはあります。

 ご覧のように、教会の内部は、無数のトパーズ、青金石(ラピスラズリの原料)および他の半貴石で飾られていて大変豪華な印象を受けますが、前述のような歴史に触れると、また違った感情を感じることができるのではないかと思います。

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ライトアップされた「血の上の救世主教会」

 時間的に話は前後しますが、2016年8月21日は、ロシア料理レストランの「文学カフェ」でディナーを楽しんだ後、世界遺産「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」の構成資産の1つである「血の上の救世主教会」を訪問してきました。
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 「血の上の救世主教会」ですが、夏の間は、夜間の部(18:00~22:30)も営業していて、ライトアップされているということで、この日 (2016年8月21日) の夜にも訪問したという次第です。ライトアップに照らされた「血の上の救世主教会」はいかがでしょうか?

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豪華なモザイクで覆われている「血の上の救世主教会」は、サンクトペテルブルグを代表する見どころの1つ

 「血の上の救世主教会」は、ロシア皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所に建設されたため「血の上の救世主教会」という名前が付けられているわけですが、「ねぎ坊主」として有名なカラフルで特徴的な丸屋根はもちろん、内外ともに豪華なモザイクで覆われていて、エルミタージュ美術館イサク聖堂と並んで、サンクトペテルブルグを代表する見どころの1つであると思います。

 また「血の上の救世主教会」は、昼間だけではなく、ライトアップされた夜間も大変趣がありますので、昼間だけではなく夜間も訪問することで、大変楽しむことができるのではないかと思います。

 サンクトペテルブルグを訪問した際には、ぜひ「血の上の救世主教会」に立ち寄ってみてください。オススメです。

Best wishes to you !


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