1月8日 (月) の時にサンフランシスコの紀伊國屋で購入したCD付きの英語の教材は、鈴木陽一『DUO3.0』(アイシーピー、2000年) なのですが、本日 (2018年1月27日)、1回目 (1週目) を一通り終了しました。
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 本書は「現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮」(本書はしがき「What's DUO3.0?」より) させた本です。

 単語集と熟語集を1冊にまとめた本と言えるでしょうか? ちなみに「DUO」というのは「二重奏曲」という意味で、単語集と熟語集を1つにしたということからきているそうです (本書表紙裏より)。

 本書『Duo 3.0』のもっとも特徴的なのが、掲載されている英文 (例文) すべてが、「覚える価値のある英文 (例文)」であるということです。言い換えれば、英語圏で「実際によく使われている英語」ということになるかと思います。

 私自身の経験としても、英単語や英熟語だけを覚えても、実際に使いこなせるかは大いに疑問ですので、英文 (例文) として覚える方が実際に使える可能性は高いと思います。その点からみても、本書は大変オススメできると思います。

 一通り終えた現在の印象としても、たしかに英語圏でよく耳にする例文が多かったように思いますので、本書の英文を覚えることによって、実際の日常生活に活かすことができそうです。

 なお、本書では、推奨学習法として、以下の方法が推奨されています (本書はしがき「推奨学習法」より)。
  • 560本の見出し英文を、それぞれの単語・熟語の意味を理解しながら和訳する。
  • 基礎用CDを利用して、「日本語↔︎英語」の変換が自然にできるようになるまでリスニングを続ける。
  • 日本語での意味をイメージしながら英文の音読を繰り返す。

 結局のところ、何度も「読んで、聴いて、発声する」ということであると思います。とりわけ、リスニング (ヒアリング) と音読 (スピーキング) が重要であるように感じます。「読んで、聴いて、発声する」ということを、少なくともあと5回は繰り返したいと考えています。

 なお、本書は2000年に出版されて以降、大学受験参考書として評価が高いようです。私が受験生の時には本書はまだ出版されていなかったわけですが、大学受験の時に本書があれば、もっと英語の勉強が楽しかったのではないかと思うと残念でなりません。

Best wishes to you !!


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