最近は、英語のヒアリング対策も兼ねて TED talks を視聴しているわけですが、この日 (2018年2月24日) は、Jim Yong Kim, Doesn't everyone deserve a chance at a good life? を何度か視聴しました。


 ジム・ヨン・キム (Jim Yong Kim) は、エイズや結核の治療に積極的に取り組んでいる公衆衛生の専門家
 (医学者) で、第12代世界銀行総裁を務めている方です。

 私は、Jim Yong Kim さんは韓国で生まれ育った方だと思っていましたが、5歳の頃に米国アイオワ州に移住したようで、教育も米国で受けたとのことです (国籍も米国)。大変綺麗な英語を話すのも納得です。

 私自身、世界銀行の存在は知っていたものの、具体的にどのような活動をしているのかについては、恥ずかしながら全く知りませんでした。

 Wikipedia で「世界銀行」を検索してみると、世界銀行 (World Bank, WB) は、各国の中央政府または同政府から債務保証を受けた機関に対し融資を行う国際機関で、当初は国際復興開発銀行を指したが、1960年に設立された国際開発協会とあわせて世界銀行と呼んでいるようです。

 なお、戦後の世界銀行の主要貸し出し国の1つが日本で、1952年に世界銀行に加盟した後、1953年から日本の借り入れが始まり、合計8億6,000万ドルを借り入れ、その資金は東海道新幹線などのインフラの整備に充てられたそうです。

 Jim Yong Kim さんのウィットにも富んだスピーチはとても上手で、プレゼンの参考になりそうです。また、Jim Yong Kim さんが見ている世界観 (目指しているもの) もすごいなぁと感じました。


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