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 2018年4月20日 (金) のNYダウ株式市場は、前日比201.95ドル安の2万4462.94ドルと、3日連続で下落して取引を終えました。

 ただ、私としましては、NYダウ株式市場が3日連続で下落したところで特に気にも留めないところですが、この日は、私が保有するディフェンシブ銘柄のすべてが大幅に下落したため、その原因を知りたいと考えた次第です。

 この日 (4月20日)、ディフェンシブ銘柄が急落した原因を逆算して辿ってみる (ネットの新聞記事等で原因を確認してみる) と、どうやら以下のような要因 (流れ) があったようです。

 NYダウ株式市場が下落した主な要因は、スマートフォン販売の低迷が懸念された米アップルの株価が急落したほか、長期金利 (米10年国債利回り) が2.95%を突破し、年初来の最高に達するなど急騰したためです。

【米10年国債利回り】6ヵ月日足チャート
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 長期金利 (米10年国債利回り) が急騰した主な要因ですが、米利上げ継続観測のほか、原油高によるインフレ懸念が高まっているためです。

【原油先物価格】6ヵ月日足チャート
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 原油価格が上がった理由ですが、石油輸出国機構 (OPEC) とロシアなどの非加盟国が一段の減産に前向きな姿勢を示したことが買い材料となったようです。

 以上を踏まえますと、「原油価格が上がる」→「インフレ懸念が高まる」→「米10年国債利回り急騰」→「生活必需品株急落」という流れになるようです。原油価格の変動が発端となっているようで、とてもびっくりしました。

 原油価格が変動することによる社会への影響というものを改めて実感するとともに、今後の投資に生かしていきたいと思います (どのような投資方針で行くかは、別のブログで示しました)。


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