米国の国立公園は、一部を除いて公共交通機関を利用することができない不便な立地のところにあることが多いので、米国の国立公園を訪問するにあたっては、レンタカーなどを借りて、車でアクセスするのが一般的ではないかと思います。そして、レンタカー等を借りて車でドライブするという場合に、避けて通ることのできない問題の1つが「ガソリンスタンドでの給油」です。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
米国の国立公園を訪問するドライブ旅行で、給油をする際の留意点
米国の国立公園を訪問するドライブ旅行で給油をする際、多くの方が留意している点としては、以下の2点があげられるかと思います。
スポンサーリンク
- ガス欠にならないようにする。
- できる限り安く給油する (できる限り安いガソリンスタンドを選択する)。
スポンサーリンク
ガス欠にならないようにするため、普段よりも早いタイミングでの給油を心掛けましょう!
前述のように、米国の国立公園は、一部を除いて公共交通機関を利用することができない不便な立地のところにあることが多いです。別の言い方をすれば、場所によっては、国立公園周辺にあまりガソリンスタンドがないということも少なくありません。そのため、普段の生活でガソリンを入れるタイミングよりも、より早いタイミングで給油することが必要になってくると思います。
現在、私が乗っている車「プリウス」では、燃料メモリのランプが10あり、ガソリンが減ってくるとランプが1つずつ減っていくのですが、だいたい50mile 走行して1つのランプが減っています。
普段、家の近くで車を利用するという場合には、だいたい近くにガソリンスタンドがあるということで、燃料メモリが「あと2つ」となったタイミング (すなわち、あと100mile 走行できるタイミング) で給油しています。
一方、米国の国立公園を訪問しているときには、燃料メモリが「あと3つ」か「あと4つ」となったタイミングで、ガソリンスタンドを探すようにしています。基本的には、まあまあ都会を走行しているときには「あと3つ」のタイミングで、かなりの田舎を走行しているときは「あと4つ」のタイミングとなったら、ガソリンスタンドを探すようにしているところです。
また、高速道路を走行していると、次の主要な街まであと何Mileかという標識がよく出てくるわけですが、標識の出ている街であればまずガソリンスタンドがあると想定し、残りの燃料メモリと相談をして給油するタイミングを計算しています。たとえば、燃料メモリが「あと4つ」という場合には、あと200mile 走行することができるわけで、その間にどの街を通過するのか計算しながら、どこで給油するのかを決定するわけです。
ただ、最悪の事態も想定して、燃料メモリが「あと3つ」になったら、よほどのことがない限り、できる限り早く給油するようにしていました。
スポンサーリンク
現在、私が乗っている車「プリウス」では、燃料メモリのランプが10あり、ガソリンが減ってくるとランプが1つずつ減っていくのですが、だいたい50mile 走行して1つのランプが減っています。
普段、家の近くで車を利用するという場合には、だいたい近くにガソリンスタンドがあるということで、燃料メモリが「あと2つ」となったタイミング (すなわち、あと100mile 走行できるタイミング) で給油しています。
一方、米国の国立公園を訪問しているときには、燃料メモリが「あと3つ」か「あと4つ」となったタイミングで、ガソリンスタンドを探すようにしています。基本的には、まあまあ都会を走行しているときには「あと3つ」のタイミングで、かなりの田舎を走行しているときは「あと4つ」のタイミングとなったら、ガソリンスタンドを探すようにしているところです。
また、高速道路を走行していると、次の主要な街まであと何Mileかという標識がよく出てくるわけですが、標識の出ている街であればまずガソリンスタンドがあると想定し、残りの燃料メモリと相談をして給油するタイミングを計算しています。たとえば、燃料メモリが「あと4つ」という場合には、あと200mile 走行することができるわけで、その間にどの街を通過するのか計算しながら、どこで給油するのかを決定するわけです。
ただ、最悪の事態も想定して、燃料メモリが「あと3つ」になったら、よほどのことがない限り、できる限り早く給油するようにしていました。
スポンサーリンク
どのガソリンスタンドで給油するのがお得なのか?
次に、どの街で給油するのかを決定したとしても、その街に入ってはじめに見つけたガソリンスタンドで給油するということになると、割高なガソリンスタンドで給油するということになりかねません。そのため、私は、以下の基準・方法で、ガソリンスタンドを選んでいます。
私の経験上、一般的には、ある街に入って最初に見つかるガソリンスタンドの値段は割高である可能性が高いように思います。そのため、1つ目のガソリンスタンドはスルーして (値段だけはチェックしておく)、2つ目以降に見つけるガソリンスタンドで給油する方が賢い選択であるように思います。
スポンサーリンク
- シェブロン (Chevron) と、ホタテのマークで有名なシェル (Shell) の2つのガソリンスタンドは、特に値段が割高なので避ける (このほか、76 も割高であるように感じますので、避けています)。
- シェブロンとシェル以外のガソリンスタンドの値段を確認し (街によって値段は大きく異なります)、その値段をインプットする (そのガソリンスタンドは利用しない)。
- それ以降見つけたガソリンスタンドで、先ほどインプットした値段より安いガソリンスタンドであれば給油する。
- どのガソリンスタンドの値段も同じであれば、私が株を保有している (株主である) エクソン・モービルのガソリンスタンド (Exxon, Mobil, Esso) を利用する。
私の経験上、一般的には、ある街に入って最初に見つかるガソリンスタンドの値段は割高である可能性が高いように思います。そのため、1つ目のガソリンスタンドはスルーして (値段だけはチェックしておく)、2つ目以降に見つけるガソリンスタンドで給油する方が賢い選択であるように思います。
スポンサーリンク
シェブロン (Chevron) とシェル (Shell) しかなかった場合の給油方法
ところで、かなりの田舎にある国立公園や街では、シェブロン (Chevron) かシェル (Shell) しかガソリンスタンドがないということも少なくないように感じました。逆に言えば、「このような場所にガソリンスタンドがあればいいのに」という「絶妙な場所」にあるガソリンスタンドは、だいたいシェブロン (Chevron) かシェル (Shell) のガソリンスタンドでした。
そのような場所では「給油しないわけにはいかない」ということも少なくなく、そのような場合にはいくらガソリンの値段が高くでも給油する必要があります。しかし、そのような場合でも「満タン」で給油する必要はまったくないと思います。
私も、他にガソリンスタンドがない場所では、何度かシェブロン (Chevron) やシェル (Shell) で給油したことがありますが、そのような場合でも、次に通過する街まであと何mile あるのかを計算しつつ、必要最小限の量だけ給油するという方法を取っていました。1つの目安として、シェブロンかシェルのガソリンスタンドでは「$10」を上限として給油するということにしていました。
スポンサーリンク
そのような場所では「給油しないわけにはいかない」ということも少なくなく、そのような場合にはいくらガソリンの値段が高くでも給油する必要があります。しかし、そのような場合でも「満タン」で給油する必要はまったくないと思います。
私も、他にガソリンスタンドがない場所では、何度かシェブロン (Chevron) やシェル (Shell) で給油したことがありますが、そのような場合でも、次に通過する街まであと何mile あるのかを計算しつつ、必要最小限の量だけ給油するという方法を取っていました。1つの目安として、シェブロンかシェルのガソリンスタンドでは「$10」を上限として給油するということにしていました。
スポンサーリンク
株主という立場から言えば、価格競争に巻き込まれないシェブロンやロイヤル・ダッチ・シェルの株を保有する方がいいのかもと実感!
利用者という立場から言えば、ガソリンの中身に違いがない以上、値段がより安いガソリンを選ぶということになると思います。その点につき、とりわけ、大きな都市ではガソリンの値段に違いがあるため、利用者の多くは、値段の安いガソリンスタンドを利用することになるのではないかと思います。
現在、米国でよく見かけるガソリンスタンドとしては、ARCO、Exxon、Mobil、Chevron、Shell、76、Conoco、Texaco などがありますが、これらのブランドを石油会社ごとに示してみますと、以下のようになります。
ちなみに、これらの会社は「スーパーメジャー」と呼ばれる会社で、コノコフィリップス以外の4社は以前の「セブン・シスターズ」(石油市場において、第二次世界大戦後から1960年代に石油輸出国機構 (OPEC) が主導権を握るまでほぼ独占状態に置いた国際石油資本7社) を起源に持つ会社です。
【参考】セブン・シスターズ7社
1. スタンダードオイルニュージャージー (後のエッソ石油、その後1999年にモービルと合併してエクソン・モービル)
2. ロイヤル・ダッチ・シェル (オランダ60%、英国40%)
3. アングロペルシャ石油会社 (後のBP)
4. スタンダードオイルニューヨーク (後のモービル、その後1999年にエクソンと合併してエクソンモービル)
5. スタンダードオイルカリフォルニア (後のシェブロン)
6. ガルフ石油 (後のシェブロン、一部はBP)
7. テキサコ (後のシェブロン) )
現在、米国でよく見かけるガソリンスタンド、ARCO、Exxon、Mobil、Chevron、Shell、76、Conoco、Texaco の中で、一般的に、Chevron、Shell、76 の3つのガソリンスタンドは割高であると思います。前述のように、とりわけ、大きな都市ではガソリンの値段に違いがあるわけですが、その結果、多くの利用者は、Chevron、Shell、76 の3つのガソリンスタンドをあまり利用しないのでないかと思います。
一方で、ガソリンの値段に違いがあるということは、ガソリンについて「価格競争」が展開されていることを意味するわけですが、株主という立場から見た場合、安い価格で販売されるよりも、高い価格で販売される方がいいということになります。このような観点から物事を考えてみますと、辺鄙な場所にガソリンスタンドがある Chevron や Shell は価格競争に巻き込まれることがないということで、株主という立場からは歓迎すべきことであるとも言えそうです。
私は、現在、以上のスーパーメジャーの中でエクソン・モービルの株だけ保有している (将来的には、ロイヤル・ダッチ・シェルの株も保有したいと考えている) わけですが、価格競争に巻き込まれなくて済むという視点で言えば、ロイヤル・ダッチ・シェルやシェブロンの株を保有するという方がいいのかもしれません。
Best wishes to you !!
【サイトマップ】米国中央部&北西部ドライブ旅行記 (2018年7月1日〜21日)
【サイトマップ】米国グランドサークル、ヨセミテ旅行記 (2018年5月5日〜23日)
【サイトマップ】米国アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス旅行記 (2017年12月14日〜26日)
現在、米国でよく見かけるガソリンスタンドとしては、ARCO、Exxon、Mobil、Chevron、Shell、76、Conoco、Texaco などがありますが、これらのブランドを石油会社ごとに示してみますと、以下のようになります。
- エクソン・モービル (Exxon Mobil) (ブランド:Exxon, Mobil, Esso)
- コノコフィリップス(ConocoPhilips) (ブランド:Conoco, 76)
- ロイヤル・ダッチ・シェル (Royal Dutch Shell) (ブランド:Shell)
- シェブロン (Chevron) (ブランド;Chevron, Texaco)
- BP (British Petroleum;ブリティッシュ・ペトロリアム) (ブランド;ARCO)
【参考】セブン・シスターズ7社
1. スタンダードオイルニュージャージー (後のエッソ石油、その後1999年にモービルと合併してエクソン・モービル)
2. ロイヤル・ダッチ・シェル (オランダ60%、英国40%)
3. アングロペルシャ石油会社 (後のBP)
4. スタンダードオイルニューヨーク (後のモービル、その後1999年にエクソンと合併してエクソンモービル)
5. スタンダードオイルカリフォルニア (後のシェブロン)
6. ガルフ石油 (後のシェブロン、一部はBP)
7. テキサコ (後のシェブロン) )
現在、米国でよく見かけるガソリンスタンド、ARCO、Exxon、Mobil、Chevron、Shell、76、Conoco、Texaco の中で、一般的に、Chevron、Shell、76 の3つのガソリンスタンドは割高であると思います。前述のように、とりわけ、大きな都市ではガソリンの値段に違いがあるわけですが、その結果、多くの利用者は、Chevron、Shell、76 の3つのガソリンスタンドをあまり利用しないのでないかと思います。
一方で、ガソリンの値段に違いがあるということは、ガソリンについて「価格競争」が展開されていることを意味するわけですが、株主という立場から見た場合、安い価格で販売されるよりも、高い価格で販売される方がいいということになります。このような観点から物事を考えてみますと、辺鄙な場所にガソリンスタンドがある Chevron や Shell は価格競争に巻き込まれることがないということで、株主という立場からは歓迎すべきことであるとも言えそうです。
私は、現在、以上のスーパーメジャーの中でエクソン・モービルの株だけ保有している (将来的には、ロイヤル・ダッチ・シェルの株も保有したいと考えている) わけですが、価格競争に巻き込まれなくて済むという視点で言えば、ロイヤル・ダッチ・シェルやシェブロンの株を保有するという方がいいのかもしれません。
関連記事
【サイトマップ】米国中央部&北西部ドライブ旅行記 (2018年7月1日〜21日)
【サイトマップ】米国グランドサークル、ヨセミテ旅行記 (2018年5月5日〜23日)
【サイトマップ】米国アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス旅行記 (2017年12月14日〜26日)