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 私は、2017年3月末現在110の世界遺産を訪問済みですが、いままで訪問した世界遺産の中でオススメの世界遺産を紹介したいと思います。今回オススメする世界遺産は、エクアドル共和国の世界遺産「ガラパゴス諸島」(Galapagos Islands) です。

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ガラパゴス諸島 (Galapagos Islands) とは?

 エクアドルのガラパゴス諸島 (Galapagos Islands) は、1978年に世界初の世界遺産の1つとして世界遺産リストに登録されました。ちなみに、前回申し上げましたように、1978年に最初に世界遺産リストに登録された遺産は12あります。

 ガラパゴス諸島は、「世界遺産条約履行のための作業指針」で示されている登録基準の中で、登録基準(vii)(viii)(ix)(x)に合致しているとして、1978年に「自然遺産」として登録されました。すなわち、ガラパゴス諸島も、自然遺産の登録基準の全て((vii)(viii)(ix)(x))を満たしている世界遺産です。

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【参考】世界遺産の登録基準
 (vii) 類例を見ない自然美および美的要素をもつ優れた自然現象、あるいは地域を含むこと。
 (viii) 生命進化の記録、地形形成において進行しつつある重要な地学的過程、あるいは重要な地質学的、自然地理学的特徴を含む、地球の歴史の主要な段階を代表とする顕著な例であること。
 (ix) 陸上、淡水域、沿岸および海洋の生態系、動植物群集の進化や発展において、進行しつつある重要な生態学的・生物学的過程を代表する顕著な例であること。
 (x) 学術上、あるいは保全上の観点から見て、顕著で普遍的な価値をもつ、絶滅のおそれがある種を含む、生物の多様性の野生状態における保全にとって、もっとも重要な自然の生育地を含むこと。
 
 私は、2011年8月13日(土)から17日(水)にかけて、ガラパゴス諸島を訪問しました。どこも自然の素晴らしさを私たちに伝えてくれる場所であると思いますし、さらには、利用したクルーズ船 Galapagos Explorer II で4泊したのですが、このクルーズ船で出会った他国の方々やクルーの方々との交流は、大変貴重な思い出となっています。

 以下では、ガラパゴス諸島のオススメスポットをいくつか紹介したいと思います。なお、以下の写真も、実際に私が撮影したものです。

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Galapagos Explorer II

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 上記の写真は、ガラパゴス諸島で利用したクルーズ船 Galapagos Explorer II で、私が宿泊した部屋の写真です。Galapagos Explorer II ですが、高いホスピタリティ、揺れの少なさ、料理のおいしさ、世界中から集まる乗客など、本当にいろいろな面でよかったと思います。 特に、スタッフのホスピタリティの高さは素晴らしいの一言につきます。本当にオススメです。 

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Galapagos Marine Iguana at Port Egas (Santiago Island) 

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 サンティアゴ島 (Santiago Island) の Port Egasで出会ったウミイグアナ (Galapagos Marine Iguana) です。世界で唯一、海に潜って海藻を主食にしているイグアナです。見た目はちょっと怖いですが、大変大人しかったです。

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Celebration for crossing the Equator Line

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 ガラパゴス諸島は、赤道上に位置しており、クルーズ船で移動しているときに赤道を横切ることもあります。以上の写真は、赤道を横切っている時のパーティーの写真です。なお、ガラパゴス諸島のある国はエクアドル (Ecuador) ですが、エクアドルとは「赤道」という意味です。

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Magnificent Frigatebird at North Seymour Island

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 セイモア・ノルテ島 (North Seymour Island) で出会いました、アメリカグンカンドリ (Magnificent Frigatebird) です。他の海鳥から獲物を略奪することから「軍艦」(Frigate) と名付けられたそうです。

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Booby at North Seymour Island

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  セイモア・ノルテ島 (North Seymour Island) で出会いましたカツオドリ (Booby) です。実は、Galapagos Explorer II に宿泊していた観光客は、観光するにあたって10名ほどで構成されるグループ分けがなされていたのですが、私が所属していたグループが Booby Group でした。そのため、この Booby という名称にはとても愛着があります。 

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Galapagos Giant Tortoise at Santa Cruz Island

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 サンタ・クルス島 (Santa Cruz Island) で出会いました、ガラパゴスゾウガメ (Galapagos Giant Tortoise) です。ガラパゴス諸島でもっとも有名な生き物は、おそらくガラパゴスゾウガメではないでしょうか? ガラパゴスゾウガメは、世界最大級のゾウガメで、ガラパゴス諸島の固有種です。写真からも、ガラパゴスゾウガメの大きさがおわかりいただけるかと思います。

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ツアーでクルーズ船を利用する場合でも、ぜひ挨拶を!!

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 ところで、ガラパゴス諸島で利用したクルーズ船 Galapagos Explorer II では、個人旅行で来ていた日本人は私だけでしたが、私以外の日本人観光客として、某大手旅行会社のツアー御一行様がいらっしゃいました。ただ、この日本人ツアー御一行の方々ですが、食事の時も当該日本人グループとだけ、各島で観光する時も当該日本人グループだけで集まって、他の国々の人たちと交流することはほとんどないようでした。さらには、クルーズ船で他の外国人と顔を合わせても、挨拶すらしないという方がほとんどだったように思いますが、あまりにももったいないと思います。

 せっかく他国の人たちと同じクルーズ船ということで寝食も一緒になるわけですので、積極的に交流する方がいいと思います。とりわけ、仮に英語が喋れなかったとしても、少なくとも挨拶はした方がいいように思います。ちなみに、私は、他の国々の方々から「あの日本人グループに挨拶しても無視されたが、どういうことなんだ?」という質問を受けることが多かったので、「日本人にとって英語を喋ることは、とても難しいことなんです。また、日本では、面識のない人と挨拶をするという習慣もないんです」と回答していたのですが、内心では「仮に英語が喋れなかったとしても、少なくとも挨拶はした方がいいのに」とも感じていました。

 なお、私は、日本人のツアー団体のご一行様とは、あえてできる限り話さないこととしました(話しかけられたら対応しました)が、結果として、海外のいろいろな方々と交流でき、やはり正解だったと思います。さらに言えば、他国の人たちから「日本人は一般的に他国の人間と交流しようとしないようだが、同じ日本人でもKは違うね。Good だよ」という感じで、相対的に私の評価が上がりましたので、個人的には、日本人ツアー御一行様に感謝しているところです。

 英語が喋れなかったとしても、挨拶をするだけでも、相手に伝わることは多いと思います。私自身、英語で自由にコミュニケーションが取れるというレベルには達していませんが、コミュニケーションを取りたいという意思さえ示せば、いろいろと助けてくれると思います。実際、ガラパゴス諸島でお会いした方々には、私の拙い英語にもやさしくおつきあいいただきました。 

 みなさんも、まずは、他国の方々と積極的に挨拶を交わしてみてください。挨拶から会話も生まれると思います。そして、拙い英語であったとしても、積極的に交流してみてください。文章が出てこなかったとしても、キーワードを喋るだけでもいいと思います。あなたとコミュニケーションをしたいという意思さえ伝われば、きっと海外のいろいろな国の人たちとも仲良くなることができるのではないかと思います。

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Best wishes to you !!


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