
デンマークの世界遺産「ロスキレ大聖堂」(Roskilde Domkirke) とは?
ロスキレ大聖堂 (デンマーク語:Roskilde Domkirke) は、デンマークのシェラン島、コペンハーゲン近郊のロスキレ市の中央にあるゴシック様式の大聖堂です。ロスキレ・フィヨルドの最奥に位置するロスキレ (Roskilde) は、9世紀には早くも都市としての形態をなしていた街であり、デンマーク国内では、リーベ (Ribe) と並んで最も古い町とされています。
コペンハーゲンが発展する前の11世紀にはロスキレにデンマーク国王の宮殿がおかれるなど、デンマークの歴史は、ロスキレから始まっていると言っても過言ではありません。
ロスキレ大聖堂は、1170年にアブサロン大主教 (Absalon) によって建設が始まりました。その後、主に12世紀から13世紀にかけて建築され、ロマネスク様式とゴシック様式を基調としていますが、歴代の王によって10箇所以上も増改築され、さまざまな建築様式が混在する建築物となっています。
また、ロスキレ大聖堂は、マルグレーテ1世女王に始まり、フレデリク9世に至る、40体に及ぶデンマーク王や王妃の石棺が安置されていることでも有名です。
「ロキシレ大聖堂」(Roskilde Cathedral) (デンマーク語:Roskilde Domkirke) は、北欧を代表する建築物として、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。
【参考文献】
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典 <下>』(世界遺産アカデミー、2012年)
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ロスキレ大聖堂 (Roskilde Domkirke) の場所
<コペンハーゲン ⇄ ロスキレ>上記の地図からもおわかりいただけますように、ロスキレ大聖堂 (Roskilde Domkirke) のあるロスキレ (Roskilde) へは、コペンハーゲンから約30分ほどの移動で訪問することができます。
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ロキシレ大聖堂 (Roskilde Cathedral (Roskilde Domkirke))
以下は、この日訪問した、デンマークの世界遺産「ロキシレ大聖堂」(Roskilde Cathedral) (デンマーク語:Roskilde Domkirke) です。







ロスキレへは、コペンハーゲン・カード利用がオススメ!!

クロンボー城もロスキレ大聖堂もコペンハーゲンの郊外にありますが、「コペンハーゲン・カード」があれば、公共の交通機関の運賃や博物館、美術館の入場料が無料になるほか、レストランの利用も割引になるというお得なカードで、空港でも購入することができます。
コペンハーゲン・カードがあれば、コペンハーゲンからロスキレまでの列車も無料となりますし、ロスキレ大聖堂への入場も無料となりましたので、コペンハーゲン・カードはかなりオススメではないかと思います。なお、私は、48時間有効のカードを利用しました。
ちなみに、コペンハーゲンからロスキレへは、インターシティで所要約20分、普通列車でも所要約30分で移動することができます。
コペンハーゲンにお越しの際には、ぜひロスキレもお立ち寄りください!!
ロスキレ (Roskilde) は、コペンハーゲンから列車で約30分で移動できる近郊にある街ですし、デンマークの世界遺産「ロスキレ大聖堂」(Roskilde Domkirke) もある街ですので、コペンハーゲンにお越しの際には、ロスキレもお立ち寄りいただくと、よりデンマークを楽しめるのではないかと思います。しかも、コペンハーゲン・カードがあれば、交通費・大聖堂への入場料もかからないということで、経済的にも大変お得であると思います。コペンハーゲンにお越しの際には、ぜひロスキレも立ち寄ってみてください!!
Best wishes to you !!
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