
アテネのアクロポリス (Acropolis of Athens) とは?
アクロポリスとは、「高い丘の上の都市」という意味です。神殿が建つ聖域としてだけではなく、当時は、ポリス (都市国家) 防衛の要塞としての役割も果たしていました。
紀元前8世紀に、アテナ信仰が盛んになったのを機に、アクロポリスは聖域として機能し始めます。山頂には守護神を祀る多くの神殿が築かれ、紀元前6世紀には今のパルテノン神殿の前身である古パルテノンが建てられましたが、ギリシアが勝利を収めたペルシア戦争で、アクロポリスは破壊されてしまいました。
しかし、紀元前5世紀から4世紀にかけて、現在姿を残しているパルテノン神殿をはじめとする数多くの神殿が再び建造されました。その後も、アクロポリスは、時には支配者の王宮として、時には教会やモスクとして、それぞれ使用されてきました。
ただし、1687年の時に、パルテノン神殿は、ヴェネツィア軍の砲撃を受けて大きく破壊されてしまいました。そのため、紀元前5世紀頃の状態に戻すための修復再建作業が現在でも行われているという状況です。
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アテネのアクロポリス遺跡ですが、以下の順序で回ると効率よく回ることができるのではないかと思います。
なお、私は、アクロポリス遺跡を回った後で気づきましたが、ディオニソス劇場の近くに出入口があり、その出入り口の近くにアクロポリス博物館があります。
以下では、上記の1.から12.のアクロポリス遺跡のそれぞれをご紹介いたします。
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ギリシャの世界遺産「アテネのアクロポリス」は、ギリシア古代遺跡のシンボルであるということもあり、アテネを訪問するのであれば、100%、ギリシャの世界遺産「アテネのアクロポリス」に立ち寄るのではないかと思います。
実際、この日 (2019年8月27日) も、非常に多くの人々で賑わっていました。とりわけ、夏のアテネはとても暑いうえ、アクロポリス遺跡にはあまり日差しを避けるところもないということで、必然的に午前の早い時間帯は特に多くの人で賑わうことになると思います。
とても多くの人々で賑わうアテネのアクロポリス遺跡ではありますが、それでもアテネを訪問した際には、ぜひアクロポリス遺跡にお立ち寄りいただき、紀元前の時代に建設された多くの建造物を目の当たりにすることによって、古代ギリシアの世界を肌で感じてみていただければと思います。
Best wishes to you !!
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紀元前8世紀に、アテナ信仰が盛んになったのを機に、アクロポリスは聖域として機能し始めます。山頂には守護神を祀る多くの神殿が築かれ、紀元前6世紀には今のパルテノン神殿の前身である古パルテノンが建てられましたが、ギリシアが勝利を収めたペルシア戦争で、アクロポリスは破壊されてしまいました。
しかし、紀元前5世紀から4世紀にかけて、現在姿を残しているパルテノン神殿をはじめとする数多くの神殿が再び建造されました。その後も、アクロポリスは、時には支配者の王宮として、時には教会やモスクとして、それぞれ使用されてきました。
ただし、1687年の時に、パルテノン神殿は、ヴェネツィア軍の砲撃を受けて大きく破壊されてしまいました。そのため、紀元前5世紀頃の状態に戻すための修復再建作業が現在でも行われているという状況です。
アテネのアクロポリス (Acropolis of Athens) の場所
アテネのアクロポリス遺跡の回り方
アテネのアクロポリス遺跡ですが、以下の順序で回ると効率よく回ることができるのではないかと思います。
- アテナ・ニケ神殿
- アグリッパの台座
- プロピレア (前門)
- アルテミス・ブラウロニアの聖域
- パルテノン神殿
- エレクティオン
- アテナ古神殿跡・アテナ祭壇跡
- 展望台
- 女神ロマと皇帝アウグストゥスの神殿跡
- ブーレの門
- イロド・アティコス音楽堂
- ディオニソス劇場
なお、私は、アクロポリス遺跡を回った後で気づきましたが、ディオニソス劇場の近くに出入口があり、その出入り口の近くにアクロポリス博物館があります。
以下では、上記の1.から12.のアクロポリス遺跡のそれぞれをご紹介いたします。
アテナ・ニケ神殿

紀元前424年に完成したイオニア式の柱が美しい神殿で、別名「翼なき勝利 (ニケ) の女神」と呼ばれているそうです。
アグリッパの台座


紀元前2世紀に、ベルガモン王の馬車像を設置する台座として造られ、のちにアウグストゥス帝の婿アグリッパの像が置かれていたそうです。
プロピレア (前門)

アルテミス・ブラウロニアの聖域

当時は、この場所に狩猟の女神アルテミスを祀った神殿が建っていたそうです。
パルテノン神殿










- パルテノン神殿は、名将ペリクレスのもと、カリクラスが設計し、フェイディアスが総指揮をとり、15年の歳月を費やして紀元前432年に完成しました。
- 1687年のヴェネツィア軍の攻撃で大きく破壊されてしまいましたが、紀元前5世紀頃の状態に戻すための修復再建作業が現在でも行われています。
- 現在もその修復再建作業中ということは、写真からもお分りいただけるかと思います。できれば、修復作業の柱がないパルテノン神殿を拝見したかったところですが、仕方がありません。
エレクティオン




- 紀元前408年に完成しました。
- 北側にイオニア式円柱、南側にカリアティデスと呼ばれる6人の少女像を柱とした柱廊が張り出しています。
アテナ古神殿跡・アテナ祭壇跡

紀元前6世紀のアルカイック期に建造されましたが、紀元前480年にペルシア軍によって破壊されてしまったそうです。
展望台




展望台からは、パルテノン神殿が見えるほか、反対側からはアテネの街並みを一望することができます。
女神ロマと皇帝アウグストゥスの神殿跡

紀元前27年にローマ人が建てた円形の神殿跡です。
ブーレの門

ローマ帝国支配下にある3世紀に建てられた門です。
イロド・アティコス音楽堂

- 161年に建築されたものだそうです。
- アッティカの大富豪であるイロド・アティコスがアテネ市に寄贈したもので、現在でも、夏の間、さまざまな演劇、コンサート、オペラ、ギリシャ古典劇などが上映されているそうです。
ディオニソス劇場


- ディオニソスの聖域に造られたギリシア最古の劇場です。
- 毎年ここで「ディオニソス祭」が行われていたそうです。
ギリシア古代遺跡のシンボルであるギリシャの世界遺産「アテネのアクロポリス」は必見!!

実際、この日 (2019年8月27日) も、非常に多くの人々で賑わっていました。とりわけ、夏のアテネはとても暑いうえ、アクロポリス遺跡にはあまり日差しを避けるところもないということで、必然的に午前の早い時間帯は特に多くの人で賑わうことになると思います。
とても多くの人々で賑わうアテネのアクロポリス遺跡ではありますが、それでもアテネを訪問した際には、ぜひアクロポリス遺跡にお立ち寄りいただき、紀元前の時代に建設された多くの建造物を目の当たりにすることによって、古代ギリシアの世界を肌で感じてみていただければと思います。
Best wishes to you !!
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