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ヴェルサイユ宮殿 (Château de Versailles) とは?
フランスの首都パリから南西約20kmにあるヴェルサイユ宮殿 (フランス語: Château de Versailles) は、1682年にフランス王ルイ14世 (1638-1715年、在位1643-1715年) によって建設されたフランスの宮殿です。ルイ14世は、フランス王朝の最盛期を築いた王であり、「太陽王」(Roi-Soleil) とも呼ばれました。そのルイ14世が建設したヴェルサイユ宮殿は、フランス絶対王政を象徴する宮殿です。
ルイ14世の死後、ヴェルサイユ宮殿は、ルイ15世、ルイ16世へと受け継がれましたが、宮廷での贅沢な暮らしはやがて国家財政の破綻を引き起こし、フランス革命勃発の一因となりました。
フランス革命後、ヴェルサイユ宮殿は一時荒廃しましたが、ナポレオン・ボナパルトによって修復が施されました。
ヴェルサイユ宮殿は、フランス・バロック建築の最高傑作と呼ばれており、豪華な建物と広大な美しい庭園で有名です。そして、1979年に「ヴェルサイユの宮殿と庭園」(Palace and Park of Versailles) として、世界遺産 (文化遺産) に登録されました。
ヴェルサイユ宮殿 (Château de Versailles)





また、王妃の寝室 (3枚目の写真) では、マリー・アントワネットが使った寝台が再現されています。
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噴水庭園 (Les Jardins)




大トリアノン宮殿 (Le Grand Trianon)

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小トリアノン宮殿(le Petit Trianon)





- 1枚目の写真)小トリアノン宮殿・サウスファサード
- 2枚目の写真)皇后の寝室 (マリー・ルイーズの部屋)
- 3枚目の写真)王妃の村里 (Le Hameau de la Reine)
- 4枚目の写真)村里の農家
- 5枚目の写真)愛の殿堂
小トリアノン宮殿(le Petit Trianon)は、元々はルイ15世の愛妾ポンパドール夫人の発案で建設された城館ですが、1774年にルイ16世によってマリー・アントワネットに送られました。
マリー・アントワネットは、堅苦しい宮廷のしきたりを嫌い、この別邸で友人や家族だけで過ごす時間を好んでいたそうです。素朴な藁葺き農家を集めた王妃の村里からは、派手好きというイメージとは異なった彼女の一面を垣間見ることができます。
なお、庶民である私は、豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿よりも、この小トリアノン宮殿(le Petit Trianon)の方が気に入りました。
ヴェルサイユ宮殿では、ぜひ小トリアノン宮殿にも足を運んでください!!

とはいえ、フランス絶対王政時代の生活を垣間見ることができるのは、とても貴重な経験となるのではないかと思います。パリに行くのであれば、ぜひヴェルサイユ宮殿にも足を運んでください!!
なお、ヴェルサイユ宮殿を訪問した際には、ぜひトリアノン宮殿 (大トリアノン宮殿&小トリアノン宮殿) にも足を運んでみてください。個人的には、ヴェルサイユ宮殿よりもトリアノン宮殿 (とりわけ、小トリアノン宮殿) の方がオススメです。
Best wishes to you !!
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