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 2019年12月1日は、紅葉を楽しむため、京都に行ってきました。この日、まず訪問したのは「厭離庵」です。厭離庵は、紅葉の時期だけ公開されるスポットで、個人的には、紅葉を楽しむにあたってもっともオススメの場所ではないかと考えています。

 ちなみに、入り口でいただいたパンフレットによると、厭離庵は、藤原定家が住んでいた山荘の旧跡で、小倉百人一首を編さんした処だそうです。その後、荒廃していたものの冷泉家が修復し、霊言法皇より「厭離庵」の寺号を賜り、安永 (1772年) より臨済宗天龍寺派となったようです。しかし、明治維新後に再び荒れることとなり、明治43年に、貴族院議員白木屋社長大村彦太郎が仏堂と庫裡を建立され、山岡鉄舟氏の娘である素心尼が住職され、以後尼寺となったそうです。

 以下は、2019年12月1日に撮影した「厭離庵」です。この日は、ちょっと訪問するには早かったようで、見頃はもう少しだけ先のようです。なお、この日は、朝早い時間帯に訪問しましたが、日差しの関係で言うと、午後の方がよさそうです。来年に生かしたいと思います。

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