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エルサレムの世界遺産「エルサレムの旧市街とその城壁群」(Old City of Jerusalem and its Walls) とは?
エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教にとって、極めて重要な意味を持つ「聖地」です。紀元前1000年頃、エルサレムは、ダビデによって古代イスラエル王国の首都とされました。ダビデの後を継いだソロモンは、街の中心部にあるモリヤの丘に「十戒」を納めた神殿を建設し、この頃には、エルサレムは、政治的にも宗教的にもユダヤ人の中心となりました。
しかし、紀元前63年に、エルサレムはローマ帝国の支配下に置かれることとなり、さらに、紀元70年にはローマ軍によって市街と神殿が破壊されてしまいました。さらに、ユダヤ人は、神殿のあった丘から追放されて故国を失い、世界各地に離散 (ディアスポラ) することを余儀なくされてしまいました。このような歴史もあり、ユダヤ教徒にとって、エルサレムは重要な聖地となっています。
一方、キリスト教徒にとっても、イエス・キリストが十字架刑に処せられた地として、エルサレムは「聖地」となりました。また、イスタム教徒にとっても、開祖ムハンマドが神の啓示を受けて天界に旅立った場所とされ、メッカ、メディナに次ぐ聖地として信仰を集めることとなりました。
以上のように、3つの宗教の聖地となったエルサレムは、その領有権を巡る宗教間の争いの舞台となりました。638年にイスラム軍に占領されたこの地は、十字軍によって1099年にキリスト教の手に戻り、1187年にはサラディンの侵攻で再びイスラム教徒の街となって以降は、一時期を除いて20世紀初頭までほぼイスラム教徒の支配下にありました。
現在においても、帰属問題は決着が付いておらず、エルサレムは、第一次中東戦争により東西に分割され、旧市街の東エルサレムはヨルダン領、新市街の西エルサレムはイスラエル領とされたものの、第3次中東戦争以降は、東エルサレムもイスラエルが占領しています。
以上のような情勢が影響して、エルサレムの旧市街については、例外的にヨルダンが世界遺産として申請し、1981年に「エルサレムの旧市街とその城壁群」(Old City of Jerusalem and its Walls) として世界遺産登録されました。なお、以上のような帰属問題もあり、遺産保有国は、唯一実在しないエルサレムとなっています。
【参考文献】
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<上>』(世界遺産アカデミー、2012年)
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この日の移動ルート
この日 (2012年2月28日)、エルサレムの世界遺産「エルサレムの旧市街とその城壁群」(Old City of Jerusalem and its Walls) で観光してきたところは以下のところです (訪問順)。なお、この日は、世界遺産の構成資産ではないところも訪問しましたが、世界遺産の構成資産ではない場所は除いています。
- ヤッフォ門 (Jaffa Gate)
- 嘆きの壁 (Wailing Wall)
- 神殿の丘 (Temple Mount)
- 岩のドーム (Dome of the Rock)
- アル=アクサー・モスク (Al-Aqsa Mosque)
- 聖アンナ教会 (Church of St. Anne)
- エッケ・ホモ教会 (Ecce Hommo Church)
- 聖墳墓教会 (Church of the Holy Sepulchre)
- ヴィア・ドロローサ (Via Dolorosa)
- ダビデの塔 (Tower of David)
- 聖マルコ教会 (St. Mark's Church)
- 聖ヤコブ大聖堂 (St. James Cathedral)
以下は、エルサレムの世界遺産「エルサレムの旧市街とその城壁群」(Old City of Jerusalem and its Walls) の構成資産の中で、2012年2月28日に私が実際に訪問したところをご紹介いたします。なお、私が訪問した順番で並んでいます。
城壁の門 (Gate)

【関連記事】城壁の門 (Gate)
嘆きの壁 (Wailing Wall)

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神殿の丘 (Temple Mount)

「神殿の丘」(Temple Mount) は、エルサレムの旧市街にあるユダヤ教およびイスラム教の聖地とされる場所です。神殿の丘の上には、イスラム教の施設「岩のドーム」、鎖のドーム、昇天のドーム、アル=アクサー・モスクなどが建っています。なお、神殿の丘の西側外壁が、ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」です。
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岩のドーム (Dome of the Rock)

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アル=アクサー・モスク (Al-Aqsa Mosque)

聖アンナ教会とベテスダの池 (Church of St. Anne & Bethesda Pool)



エッケ・ホモ教会 (Ecce Hommo Church)


この教会にあるエッケ・ホモ・アーチは、135年にローマのハドリアヌス帝によって建造されたもので、道路に出ているものが中央アーチで、シオンのシスター教会の内部で見ることができるものが右側のアーチであるそうです。
聖墳墓教会 (Church of the Holy Sepulchre)

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ヴィア・ドロローサ (Via Dolorosa)

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ダビデの塔 (Tower of David Museum of the History of Jerusalem)

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聖マルコ教会 (St. Mark's Church)

聖ヤコブ大聖堂 (St. James Cathedral)

この日に訪問した世界遺産の構成資産以外の場所

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もしエルサレムを再訪する機会に恵まれた際には、世界遺産の構成資産を訪問したい!!

今後、エルサレムを再訪する機会に恵まれるかどうかはちょっとわからないところですが、もしエルサレムを再訪する機会に恵まれた際には、世界遺産の構成資産を重点的に訪問したいと考えています。すなわち、2012年の時に訪問できなかったムスリム地区やユダヤ人地区について、重点的に訪問できればと考えているところです。
以上、要するに、将来の私自身に向けての健忘録ですが、私に残された人生の時間を考えると、エルサレムを再訪することは難しそうです。
Best wishes to you !!
【サイトマップ】おすすめの世界遺産の街 (City of World Heritage Site)