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ヴィースの巡礼教会 (Wieskirche) とは?
ヴィースの巡礼教会 (Wieskirche) は、ドイツ南部のバイエルン州の小さな街ヴィース (Wies) にあるキリスト教教会で、ロココ様式を代表する建築物です。1738年、ある農家の夫人が修道士が彫った鞭打たれるキリストの木像をもらい受けたところ、6月14日、このキリストの像が涙を流したそうで、その出来事を発端として、像を納める礼拝堂が造られました。
その後、以上の噂が「ヴィースの涙の奇跡」として広まったため、多くの巡礼者が集まるようになりました。そこで、ドミニクス・ツィンマーマンの指揮のもと、1745年に改修工事が始められ、1757年に完成しました。
ヴィースの巡礼教会 (Wieskirche) は、牧場の中に建つ非常に質素な外観の教会ですが、ロココ様式の教会内部の装飾はヨーロッパ随一と言われているほど美しい教会です。
ヴィースの巡礼教会 (Wieskirche) は、1983年に「ヴィースの巡礼教会」(Pilgrimage Church of Wies) として、ユネスコの世界遺産 (文化遺産) に登録されました。
【参考文献】
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大辞典<下>』(世界遺産アカデミー、2012年)
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この日の移動ルート
<ローテンブルク (Rothenburg ob der Tauber) ⇨ フュッセン (Füssen) >この日 (2012年8月13日) は、ローテンブルク (Rothenburg ob der Tauber) からフュッセン (Füssen) に移動したわけですが、途中、Steinach, Treuchtlingen, Augsburg の3か所で乗り換えがあったほか、フュッセン到着後、直ちにバスでヴィース教会 (Wieskirche) に往復しましたので、この日は、かなりを移動の時間に費やしました。
<ヴィースの巡礼教会 (Wieskirche) の場所>
フュッセン (Füssen) 到着後、ヴィース教会 (Wieskirche) へはバスで往復しました。
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ヴィースの巡礼教会 (Wieskirche) の写真






ヴィース教会 (Wieskirche) を訪問している観光客のほとんどがツアーの団体客のような感じでしたが、とてもきれいな教会でしたし、世界遺産に登録されていることも考えれば、ヴィース教会に足を運んで本当に「正解」であったと思います。
フュッセン (Füssen) といえば、何と言いましてもノイシュヴァンシュタイン城 (Schloß Neuschwanstein) が有名ですが、フュッセン (Füssen) に滞在する機会に恵まれた際には、ぜひ世界遺産にも登録されている「ヴィース教会」(Wieskirche) にも足を運んでみてください。
Best wishes to you !!
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