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 2014年8月13日は、マドリッド近郊にあるスペインの世界遺産「古都トレド」(Historic City of Toledo) を訪問するため、Renfe の高速列車 Avant を利用して、日帰りでトレド (Toledo) を訪問した後、マドリッドに戻り、マドリッドで一番訪問したかったプラド美術館を訪問しました。

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トレド (Toledo) とは?

 スペインの首都マドリッドから南へ約70kmの場所に位置するトレド (Toledo) は、タホ川が取り囲む花崗岩の岩山にある古都です。

 伝説によれば、トレド (Toledo) は、方舟で知られるノアの末裔によって築かれたそうです。そして、ローマ帝国や西ゴート王国に支配された後、711年からイスラム勢力の統治下に置かれ、レコンキスタの末に、1085年にキリスト教徒の手に戻り、カスティリャ王国の王都となりました。

 以上のような歴史的な背景もあり、トレドには、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の各信者が宗派を問わず暮らしていました。そのため、トレドは、以上3つの宗教の要素が共存する街並みとなっています。

 タホ川に囲まれたトレドの旧市街は、1986年に「古都トレド」(Historic City of Toledo) として、世界遺産に登録されました。

【参考文献】
 世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<下>』(世界遺産アカデミー、2012年)

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トレド (Toledo) の場所




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トレド (Toledo) の風景 (Toledo City Tour の観光バスから見た風景)

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  • タホ川の南から見たトレドの街並みです (1枚目の写真)。
  • トレド駅からToledo City Tour の観光バスに乗りました。上記の展望台に立ち寄りながら、旧市街を一周するというものです。
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カテドラル (Catedral)

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  • 電車の予約の都合上、トレドの滞在は2時間しかなかったため、カテドラル以外は訪問することができませんでした。しかし、意外と見所が多いような感じでしたので、あと1時間か2時間ほど時間を確保しておくべきでした。
  • もしマドリッドから1日しか近郊旅行に行けないという場合には、エル・エスコリアルよりもトレドを訪問する方がよさそうです。
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マドリッドからトレド (Toledo) へ行くという場合、事前にネットで鉄道の予約をしておく方が良さそうです。

 先日の2014年8月12日のときに、この日訪問予定のトレドの往復チケットと明後日のコルドバまでのチケットを購入したのですが、1時間30分も待たされました。

 Renfe (スペイン鉄道) の近郊線 (たとえば、エル・エスコリアル行き等) であれば券売機で購入可能ですので特に問題はないのですが、中長距離腺の場合には、予約が必要で、かつ座席指定が必要で、券売機では購入できないようで、窓口を利用する必要があるのですが、ネットで予約は可能だったと思いますので、ネットで予約しておく方がよさそうです。私は、鉄道のチケットを購入するのに、予想外に手間取ってしまいました。

 このほか、前述のように、もしマドリッドから1日しか近郊旅行に行けないという場合には、エル・エスコリアルよりもトレドを訪問する方がよさそうです。また、トレドに行くという場合には、トレドで半日くらいは過ごすことができるように、時間的に余裕を持って日程を組むこともオススメしておきます。以上、ご参考までに。

Best wishes to you !!


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