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イスタンブールの地下宮殿 (Yerebatan Sarnıcı) とは?
「地下宮殿」(Yerebatan Sarayı) あるいは「地下貯水池」(Yerebatan Sarnıcı) の通称で知られる「バシリカ・シスタン」(Basilica Cistern) は、トルコ共和国のイスタンブールにある東ローマ帝国の大貯水槽です。この貯水槽は、4世紀から6世紀、東ローマ帝国の皇帝であったコンスタンティヌス1世 (Constantinus I) からユスティニアヌス1世 (Justinianus I) の時代に造られたものと言われていて、ビサンツからオスマン朝にかけて、ここは周辺地域の主要な水がめとなっていました。
貯水槽は、長さ138m・幅65mの長方形の空間で、高さ9m、1列12本で28列、合計336本の大理石円柱を備え、それぞれが煉瓦造の交差ヴォールトを支えています。宮殿の一番奥には、メドゥーサの顔が2体横たわっています。巨大なメドゥーサの首も残されています。
この貯水池は、ジェームズ・ボンドの映画『007 ロシアより愛をこめて』の撮影場所として使われたことがあるそうです。その後、補修作業を行った後に1980年から一般公開されました。
「地下宮殿」(Yerebatan Sarayı) も、トルコの世界遺産「イスタンブール歴史地域」(Historic Areas of Istanbul) の構成資産の1つとして、1985年に世界遺産 (文化遺産) に登録されました。
【参考文献】
『地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地 2014〜2015年版』(ダイヤモンド・ビッグ社)
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イスタンブールの地下宮殿 (Yerebatan Sarnıcı) の場所
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イスタンブールの地下宮殿 (Yerebatan Sarnıcı)





- 個人的には、一番楽しみにしていたところです。大変趣があります。
- メデューサの首を見ることもできます (最後の2枚)。
- 実際にとても幻想的な光景が広がっていて、大変楽しむことができました。オススメです。
Best wishes to you !!
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