
スポンサーリンク
サンスーシ宮殿 (Schloss Sanssouci) とは?
サンスーシ宮殿 (Schloss Sanssouci) は、ドイツの首都ベルリンから南西約30kmに位置するポツダム市街の西に広がるサンスーシ公園北東部に建つロココ建築の宮殿です。ちなみに「サンスーシ (Sans Souci)」とは、もともとフランス語で「憂いなし」「心配事がない」を意味するそうです。サンスーシ宮殿 (Schloss Sanssouci) は、プロイセン王国時代の1745年から1747年にかけて、フリードリヒ2世 (Friedrich II.) の命によってわずか2年で建てられました。この宮殿は、フリードリヒ2世の「夏の離宮」として建てられたものの、結果的にはフリードリヒ2世の居城として機能しました。
宮殿中央部は大理石造りの広間「楕円の間」で、ここで晩餐会や音楽会が行われたそうです。その両端に5部屋ずつ部屋があります。東翼にはフリードリヒ2世が使っていた執務室兼寝室や書斎、音楽の間、謁見の間などがあります。一方、西翼は客用となっています。
18世紀の状態と同様に、現在でも宮殿の前には6段に連なるテラスが展開し、その左右に整然と列をなす並木群が植えられています。庭園は直角に交差する散歩道を有し、樹木や彫像が左右対称に配されています。
サンスーシ宮殿と庭園 (Schloß und Park von Sanssouci) は、1990年に、ドイツの世界遺産「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の構成資産の1つとして、ユネスコの世界遺産 (文化遺産) に登録されました。
【参考文献】
地球の歩き方編『ベルリンと北ドイツ 2014年-2015年版』(ダイヤモンド・ビッグ社、2014年)
スポンサーリンク
サンスーシ宮殿 (Schloss Sanssouci) の場所
<ベルリン ⇨ ポツダム><ポツダム駅 ⇨ サンスーシ宮殿>
スポンサーリンク
サンスーシ宮殿と庭園 (Schloß und Park von Sanssouci)





スポンサーリンク
サンスーシ宮殿 (Schloss Sanssouci) の内部






- とりわけ「音楽の間」(2枚目の写真) は華やかでした。
- オーディオガイドを聞くことで、フリードリヒ大王の半生を知ることができます。
関連記事
【サイトマップ】ポーランド・ハンガリー・スロバキア・オーストリア・チェコ・ドイツ旅行記 (2015年8月10日〜25日)
【ドイツの首都】ベルリン (Berlin) 及びベルリン近郊のオススメ観光地
【サイトマップ】世界のおすすめの城と宮殿 (Castle and Palace, Château, Schloß)