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ツェツィーリエンホーフ宮殿 (Schloß Cecilienhof) とは?
ツェツィーリエンホーフ宮殿 (Schloß Cecilienhof) は、第3代ドイツ帝国皇帝であるヴィルヘルム2世 (Wilhelm II.) が、当時皇太子であったヴィルヘルム・フォン・プロイセンのために建設された宮殿で、1917年に完成しました。ツェツィーリエンホーフ宮殿といえば、第二次世界大戦の戦後処理を決めるための会議 (ポツダム会議) が行われた場所として有名なところです。ポツダム会談とは、ドイツ降伏後の1945年7月17日から8月2日、ソ連占領地域となったポツダムに、イギリス、アメリカ合衆国、ソビエト連邦の3カ国の首脳が集まって行われた、第二次世界大戦の戦後処理を決定するための会談です。
ツェツィーリエンホーフ宮殿には、ポツダム協定が策定された部屋が当時のまま保全されていて、見学することができます。
このポツダム会議が行われた会議室が当時のまま保存されているほか、見学することもできます。また、当時の会議の様子を撮影した写真もあります。
【参考文献】
地球の歩き方編『ベルリンと北ドイツ 2014年-2015年版』(ダイヤモンド・ビッグ社、2014年)
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ツェツィーリエンホーフ宮殿 (Schloß Cecilienhof) の場所
地球の歩き方『ベルリンと北ドイツ』2014-15年版では、この宮殿に行くためにはバスを乗り継ぐ必要があるようになっていましたが、私が訪問した時には、ポツダム駅から603番のバスだけで (直通で) 行くことができました。
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ツェツィーリエンホーフ宮殿 (Schloß Cecilienhof)






- 実は「ツェツィーリエンホーフ宮殿」(Schloß Cecilienhof) を訪問するかどうか悩んだのですが、結論から言えば、訪問して大正解でした。
- ツェツィーリエンホーフ宮殿といえば、第二次世界大戦の戦後処理を決めるための会議 (ポツダム会議) が行われた場所として有名なところです。
- このポツダム会議が行われた会議室 (2枚目の写真) も公開されているほか、当時の会議の様子を撮影した写真 (3枚目の写真) もあります。
- この会議で日本に無条件降伏を勧告することも決めたようで、日本はその勧告に従わなかったため原爆を落としたということのようです。
- 広島と長崎に原爆を落としたことも紹介されており、とりわけ、広島に原爆を落としたときの原爆雲の写真や、焦土と化した広島の様子を撮影した写真もありました (5枚目と6枚目の写真)。
- 日本人としては、サンスーシ宮殿よりも、この宮殿を訪問する方が意義があるように感じます。
- また、この会議のときにすでに冷戦が始まりつつあったようです。
Best wishes to you !!
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