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 私は、毎年のように紅葉を鑑賞するために京都嵐山を訪問しているのですが、以下は、京都嵐山における紅葉名所の観光コースをご紹介いたします。

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嵐山における紅葉名所のおすすめ観光コース



 まず、私が京都紅葉名所の中で嵐山を訪問するというとき、以下の紅葉名所を以下の順番で訪問することが多いです。もっとも、これらの全てを1日で訪問することも可能ですが、場所によって紅葉の見頃の時期が異なりますので、見頃に合わせて厳選して訪問するとともに、1年に複数回、嵐山を訪問しています。

【京都嵐山の紅葉名所】
  1. 阪急嵐山駅(出発地点)
  2. 渡月橋
  3. 天龍寺 (場合によっては「宝厳院」も)
  4. 竹林の小径
  5. 大河内山荘
  6. 落柿舎
  7. 常寂光寺
  8. 二尊院
  9. 祇王寺
  10. 厭離庵
 以上の中で、私が毎年ほぼ訪問している【おすすめの場所】は、渡月橋、天龍寺、竹林の小径、常寂光寺、祇王寺、厭離庵です。以下、【おすすめの場所】のみご紹介いたします。

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渡月橋

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 渡月橋は、京都府京都市の桂川 (大堰川) に架かる橋ですが、一般的に、渡月橋は、桂川左岸 (北側) と中州である中ノ島公園の間に架かる橋を指します。一方、中ノ島公園と桂川右岸 (南側) の間に架かる短い橋は「渡月小橋」と呼ばれています。

【渡月橋の場所】


【関連記事】
 「【京都嵐山を象徴する橋 & 観光名所】渡月橋 (京都紅葉めぐり2022年)」(2022年11月25日)
 「【京都 紅葉めぐり】渡月橋 (2021年)」(2021年11月28日)
 「【京都 紅葉めぐり】渡月橋 (2019年)」(2019月11月23日)
 「【京都 紅葉めぐり】渡月橋 (2018年)」(2018年11月21日、25日)

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天龍寺

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 1339年に吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩薩を弔うために、足利尊氏が大覚寺統 (亀山天皇の系統) の離宮であった亀山殿を寺に改めたのが天龍寺です。開基(創立者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石です。本尊は釈迦如来です。

 大方丈の裏庭は曹源池を中心とした池泉回遊式庭園で、夢窓疎石の作庭です。夢窓疎石による庭園 (曹源池) は、国の史跡・特別名勝第1号に指定され、その後、1994年に世界文化遺産に登録されました。紅葉に染まるこの庭園も見事です。

【天龍寺の場所】


【関連記事】
 「【京都 紅葉めぐり】天龍寺 (2019年)」(2019月11月23日)
 「【京都 紅葉めぐり】天龍寺 (2018年)」(2018年11月21日)

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竹林の小径

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 渡月橋とともに、嵐山の観光スポットとなっているのが「竹林の小径」です。ちなみに、竹林の小径は「日本さくら名所100選」にも選定されているそうです。竹林の小径では、野宮神社から天龍寺の北側を通り、大河内山荘庭園まで約400mにわたって高く伸びた竹の林が続いていて、竹林散策を楽しむことができます。なお、竹は紅葉の季節にもっとも美しいとされているそうです。

【竹林の小径の場所】


【関連記事】
 「【京都 紅葉めぐり】竹林の小径 (2021年)」(2021年11月28日)
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常寂光寺

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 常寂光寺は、平安時代に藤原定家の山荘である「時雨亭」があったと伝わる地で、仏教の理想郷である常寂光土をイメージして建てられたそうです。私は仏教のことはよくわかりませんが、紅葉で彩られた光景は、まさに「理想郷」のように感じます。

【注意点】
 一般的に、常寂光寺の紅葉の見頃は、あとでご紹介する祇王寺や厭離庵よりも早いので、ご注意ください。

【常寂光寺の場所】


【関連記事】
 「【仏教の理想郷である常寂光土をイメージして建てられた寺院】常寂光寺 (2022年)」(2022年11月25日)
 「【京都 紅葉めぐり】常寂光寺 (2019年)」(2019月11月23日)
 「【京都 紅葉めぐり】常寂光寺 (2018年)」(2018年11月21日)

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祇王寺

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 祇王寺は、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られている寺です。

【注意点】
 散り紅葉で有名ということもあり、鑑賞する時期はちょっと遅い時期の方がいいと思います。

【祇王寺の場所】


【関連記事】
 「【平家物語に登場する“悲恋の尼寺”として有名な寺院】祇王寺 (2022年)」(2022年11月25日)
 「【京都 紅葉めぐり】祇王寺 (2021年)」(2021年11月28日)
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厭離庵

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 厭離庵は、紅葉の時期だけ公開されるスポットで、個人的には、紅葉を楽しむにあたってもっともオススメの場所ではないかと考えています。

 入り口でいただいたパンフレットによると、厭離庵は、藤原定家が住んでいた山荘の旧跡で、小倉百人一首を編さんした処だそうです。その後、荒廃していたものの冷泉家が修復し、霊言法皇より「厭離庵」の寺号を賜り、安永 (1772年) より臨済宗天龍寺派となったようです。しかし、明治維新後に再び荒れることとなり、明治43年に、貴族院議員白木屋社長大村彦太郎が仏堂と庫裡を建立され、山岡鉄舟氏の娘である素心尼が住職され、以後尼寺となったそうです。

【厭離庵の場所】


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 「【藤原定家の小倉山荘跡で、定家が百人一首を撰した場所】厭離庵 (2022年)」(2022年11月25日)
 「【京都 紅葉めぐり】厭離庵 (2021年)」(2021年11月28日)
 「【京都 紅葉めぐり】厭離庵 (2019年)」(2019年12月1日)
 「【京都 紅葉めぐり】渡月橋 & 厭離庵 (2014年)」(2014年11月28日)

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紅葉名所が盛り沢山の京都「嵐山」

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 京都で紅葉めぐりをするという場合、嵐山を訪問することは必須であるように考えているのですが、嵐山を訪問するという場合、以上のルートで訪問すれば、京都嵐山の観光名所を効率よく訪問することができるのではないかと考えています。

 ただ、紅葉名所は、見頃が若干ずれています。私の経験上、時期が早過ぎる、あるいは、時期が遅すぎるなど、紅葉の見頃ではない時期に訪問しても、あまり楽しむことができませんでした。そのため、京都には紅葉名所が盛り沢山にありますが、訪問した時に見頃の名所を訪問する方がいいのではないかと思います。

 以上を踏まえますと、もし可能なのであれば、同年の中でも時期をずらして、複数回、京都嵐山を訪問する方が紅葉を楽しむことができるように思います。

Best wishes to you !!


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