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高台寺とは?

北政所は、秀吉の死後に出家した際、後陽成天皇より「高台院」という号を賜りましたが、それに因んで「高台寺」と名付けられたそうです。
寛永元年 (1624年) 7月に建仁寺の三江和尚を開山として迎え、同年に北政所が没した後も、伽藍の整備が進められ、北政所の「住居跡を永興院、木下家の居館出会った跡を圓徳院と名付け、高台寺の塔頭としました。そして、天明年間 (1781年〜1789年) には9つの塔頭と、洛中には4つの末寺を持つなど興隆を極めました。
創建時からの建造物は、開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭、表門、観月台で、いずれも国の重要文化財に指定されています。また、庭園も、国指定史跡・名勝庭園に指定されています。また、霊屋の党内装飾には桃山洋式の蒔絵が用いられ、「高台寺蒔絵」と呼ばれています。
以上のように、高台寺には、開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭、表門、観月台など華やかな桃山文化を偲ばせる建築や寺宝が数多く残されています。
高台寺の場所
以上の地図からもお分かりいただけますように、高台寺は、京都東山霊山の山麓に位置しています。ちょっと遠いですが、阪急京都線の京都河原町駅から歩いて行くこともできます。
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高台寺全景図

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遺芳庵
遺芳庵は、島原の名妓・吉野太夫を偲んで建てたとされる茶室だそうです。

鬼瓦席
鬼瓦席は、豪商・灰屋紹益遺愛の茶室だそうです。

観月台

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開山堂 & 蓬莱式庭園
開山堂は、創建当初は北政所の持仏堂でしたが、その後、高台寺開山である三江紹益禅師の塔所となったことから「開山堂」となったそうです。そして、開山堂を挟んで、両側には2つの池を配した伝小堀遠州の池泉回遊式庭園が広がっています。
開山堂を挟んだ西には、伏見城の遺構である観月台を配した「鶴亀の庭」が広がっています。
開山堂を挟んだ東には、開山堂と霊屋を結ぶ「臥龍廊」が架り、臥龍池の鏡面に草花が映り込み、四季の景色を楽しむことができます。





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霊屋
霊屋 (おたまや) とは、秀吉と北政所をお祀りする廟堂です。党内須弥壇中央に隋求菩薩を祀り、その左厨子には北政所、右厨子には秀吉の木像が安置されています。以下は、霊屋の正面です。
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傘亭 & 時雨亭
現在、高台寺で残されている創建当時の茶室は、伏見城から移築された「傘亭」と「時雨亭」です。いずれも、利久好みの茶室です。以下は、


Best wishes to you !!
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