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 以下は、国全体が世界遺産登録されている唯一の場所であるバチカン市国の世界遺産「バチカン市国」(Vatican City) です。

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バチカン市国の世界遺産「バチカン市国」(Vatican City) とは?

 ローマ教皇が国家元首とする「バチカン市国」(Vatican City) は、国有面積0.44㎢、人口約800人の世界最小の独立国であり、カトリック教会の中枢です。また、国全体が世界遺産登録されている唯一の場所でもあります。

 サン・ピエトロ大聖堂の建つバチカンの丘は、イエス・キリストの最初の弟子である聖ペテロの墓所があったとされる場所です。そこに、ローマ帝国皇帝として最初にキリスト教を保護したコンスタンティヌス1世の命により、バシリカ式の教会が築かれました。

 この教会の建築から1000年ほど経った15世紀中頃になると教会堂が老朽化したため、時の教皇ニコラウス5世によってより大きな聖堂への改築工事が進められました。その後、世界最大規模の大聖堂が完成したのは1626年のことです。

 大聖堂北側のローマ教皇の宮殿である「バチカン宮殿」には、ミケランジェロ作の「最後の審判」で有名な「システィーナ礼拝堂」があり、ベルニーニ設計の大階段でピエトロ大聖堂とつながっています。

 バチカン市国は、1984年に「バチカン市国」(Vatican City) として、世界遺産 (文化遺産) に登録されました。

【参考文献】
 世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典 <下>』(世界遺産アカデミー、2012年)

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バチカン市国 (Vatican City) の主要なスポット

 バチカン市国の世界遺産「バチカン市国」(Vatican City) を構成する資産の中で、主要なスポットとしては、以下のようなものがあげられます。

<バチカン市国の主要なスポット>


<主要なスポット>
 1. サン・ピエトロ大聖堂 (Basilica di San Pietro in Vaticano)
 2. バチカン宮殿 (Palazzi Vaticani)
 3. システィーナ礼拝堂 (Cappella Sistina)
 4. バチカン美術館 (Musei Vaticani)
 5. サン・ピエトロ広場 (Piazza San Pietro)

 ただし、バチカン宮殿、システィーナ礼拝堂を含めて「バチカン美術館」と呼ぶ場合も多いようです。そのため、以下では、サン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館、サン・ピエトロ広場の3つについて、私が訪問したところをご紹介いたします。

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バチカン博物館 (Musei Vaticani)

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 前述のように、バチカン宮殿、システィーナ礼拝堂を含めて「バチカン美術館」と呼ぶ場合も多いようです。そのため、以下では、バチカン美術館の中で訪問した場所をご紹介いたします。


ピオ・クレメンティーノ美術館 (Museo Pio Clementino)

 バチカン宮殿の前身であるベルヴェデーレ宮殿の中庭には『ラオコーン』が展示されています。
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 ギリシア十字の広間には、「コンスタンティアの石棺」が展示されています。
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ラファエロの間 (Stanze di Raffaello)

 ラファエロの間 (Stanze di Raffaello) は、ラファエロが手掛けた壁画が残る、バチカン宮殿にある4つの部屋の総称です。
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 以下は、ラファエロが最初に描いた『聖体の論議』です。
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 以下は、ラファエロの作品の中でも最高傑作として広く知られる『アテナイの学堂』です。
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 以上、ラファエロが手掛けた壁画が残る「ラファエロの間」(Stanze di Raffaello) は、「コンスタンティヌスの間」「ヘリオドロスの間」「署名の間」「ボルゴの火災の間」の4室からなります。なお、『聖体の論議』と『アテナイの学堂』は、ともに「署名の間」にあります。


システィーナ礼拝堂 (Cappella Sistina)

 システィーナ礼拝堂 (Cappella Sistina) は、教皇を選出するコンクラーヴェの会場として知られている礼拝堂で、シクストゥス4世の命により教皇礼拝堂として1475年に建設が始まり、1481年に建物が完成しました。なお、礼拝堂の名称は、この教皇の名に由来しています。

 システィーナ礼拝堂で有名なのは、なんと言いましても、ミケランジェロが4年の歳月をかけて描いた大天井画の『創世記』と、同じくミケランジェロが6年の歳月をかけた『最後の審判』の壁画であると思います。ただし、システィーナ礼拝堂の内部は、残念ながら「No Photo」だったため、写真はありません。


絵画館 (Pinacoteca)

 以下は、メロッツォ・ダ・フォルリ作『奏楽の天使』です。
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 以下の絵画はすべてラファエロ (Raffaello Santi) の絵画で、左から『フォリーニョの聖母』、真ん中が『キリストの変容』 、右側が『聖母戴冠』です 。
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 以下は、ラファエロの『キリストの変容』(Trasfigurazione) をアップした写真です。
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 以下は、カラヴァッジョ作『キリストの埋葬』(Deposizione) です。
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 絵画館 (Pinacoteca) では、ビサンチン時代から現代に至るまでの宗教が画主体の絵画が年代順に展示されています。

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サン・ピエトロ広場 (Piazza San Pietro)

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 サン・ピエトロ広場 (Piazza San Pietro) は、バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山サン・ピエトロ大聖堂の正面にある楕円形の広場です。ベルニーニが設計を手がけ、284本の円柱が広場を取り囲んでいます。

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サン・ピエトロ大聖堂 (Basilica di San Pietro in Vaticano)

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 以下は、サン・ピエトロ大聖堂 (Basilica di San Pietro in Vaticano) の内部の様子です。
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 以下は、ミケランジェロの『ピエタ』(Pietà) です。建物を入ってすぐの右側廊にあります。
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 以下は、『聖ペテロのブロンズ像』です。
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 屋上の大クーポラへは、エレベーターを利用した後、テラスまで330段ある階段を登る必要があります。以下は、そのテラスから眺めたサン・ピエトロ広場の風景です。
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 サン・ピエトロ大聖堂 (Basilica di San Pietro in Vaticano) は、バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山です。なお、サン・ピエトロは「聖ペテロ」の意で、キリスト教の使徒聖ペテロのイタリア語であるサン・ピエトロに由来しています。

 カトリック教会の言い伝えによれば、サン・ピエトロ大聖堂はもともと使徒ペトロの墓所を祀るバジリカが始まりとされています。その後、1452年に発せられたニコラウス5世の再建の命の後、1506年にブラマンテにより着工され、完成したのは1626年だそうです。

 現在、サン・ピエトロ大聖堂 (Basilica di San Pietro in Vaticano) は、キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇っています。

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国全体が世界遺産登録されている唯一の場所「バチカン市国」(Vatican City) は、特にキリスト教に興味のある方は必見の場所!!

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 以上からお分りいただけますように、国全体が世界遺産登録されている唯一の場所「バチカン市国」(Vatican City) は、特にキリスト教に興味のある方は必見の場所であると思います。イタリアの首都ローマに滞在する機会に恵まれた際には、ぜひバチカン市国にもお立ち寄りください

Best wishes to you !!

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