厳島神社 (Itsukushima Shinto Shrine) とは?
厳島神社 (公式表記は「嚴島神社」) は、広島県廿日市市の厳島 (宮島) にある神社です。厳島 (宮島) は、「神を斎 (いつ) き祀 (まつ) る島」という語源からもおわかりいただけるように、古くから島そのものが神として信仰されていました。なお、厳島は一般に「安芸の宮島」とも呼ばれ、日本三景の1つに数えられています。
厳島神社は、瀬戸内海の広島湾に浮かぶ厳島 (宮島) の北東部に位置しており、標高535mの弥山を擁する島全体がかつては御神体として崇められてきました。島全体が御神体であるため、遠く離れた場所から拝むことが信仰の始まりでしたが、次第に水際に社殿が形成されていきました。
平安時代末期、平清盛は、保元・平治の乱における戦功などで権力を手中に収め、全盛期を迎えて行きました。そして、宋との貿易を盛んに行ったことから瀬戸内海の海上交通を整備し、海上の守神として厳島神社の社殿を整備するようになりました。
現在の厳島神社の原型ともいえる建造物群が完成したのは1168年と考えられていますが、その後、度重なる笠井や水害による被害を受けています。なお、現在残っている主要な殿舎は、1223年の火災で焼失したものを1241年に再建したものです。
海上に立つ大鳥居も、しばしば倒壊しましたが、その時々の権力者や在地の有力者によって修復されました。1537年の再建に際しては、両部鳥居に改められました。現在の大鳥居は、1850年の台風で倒壊したものを、1875年に再建したものです。
近世になると、空海(弘法大師)が開祖とされる弥山山頂付近の寺院が庶民の信仰を受けるようになりました。
厳島神社は、1996年に「厳島神社」(Itsukushima Shinto Shrine) として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典 <上>』(世界遺産アカデミー、2012年)
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宮島観光案内地図
(出典)一般社団法人宮島観光協会「宮島観光案内地図」(https://www.miyajima.or.jp/map/map_kanko.html)
厳島神社 (Itsukushima Shinto Shrine) の参拝順路の地図
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宮島のフェリー乗り場周辺
潮の干満で異なる景観美を楽しむことができる「厳島神社」(Itsukushima Shinto Shrine)
厳島神社 (Itsukushima Shinto Shrine) は、竜宮城のような優美な本社を楽しむことができるほか、潮の干満で異なる景観美を楽しむことができる世界遺産であると思います。被爆地広島を訪問する機会に恵まれた際には、負の世界遺産である「広島平和記念碑 (原爆ドーム)」のほか、「厳島神社」(Itsukushima Shinto Shrine) にもぜひお立ち寄りください。Best wishes to you !!
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