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 以下では、2014年11月6日に訪問してきました栃木県日光市にある日本の世界遺産「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko) をご紹介いたします。

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日光の社寺 (Shrines and Temples of Nikko) とは?

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 日光の社寺 (Shrines and Temples of Nikko) は、栃木県日光市にある寺社などから構成されるユネスコの世界遺産です。日光山内の社寺は、東照宮、二荒山神社、輪王寺があり、これらを総称して「二社一寺」と呼ばれています。

 日光開山の祖、勝道上人は、修験道の僧です。修験道とは、古来の山岳信仰に道教、仏教などが混ざり合って誕生した日本古来の信仰形態です。

 日光は、鎌倉・室町時代には、山内に500を超える自社が立ち並ぶほどの隆盛を見せましたが、豊臣秀吉に敵対したために所領を没収され、衰退してしまいました。しかし、徳川家康没後、家康の側近であった天海によって家康の神霊を祀る東照社が建設され、山内の自社も再興すると、日光は現在のような姿に生まれ変わりました。

 日光の社寺は、日光東照宮、日光二荒山神社 (別宮本宮神社、別宮滝尾神社を含む)、日光山輪王寺 (大猷院霊廟を含む) など、103棟 (国宝9棟、重要文化財94棟) の建造物群と、これらの建造物群を取り巻く遺跡 (文化的景観) が登録されています。

 日光の社寺は、1999年12月2日にモロッコのマラケシュで開催されたユネスコ世界遺産委員会において、「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko) として、ユネスコの文化遺産に登録されました。

【参考文献】
 世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典 <上>』(世界遺産アカデミー、2012年)

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日光の社寺 (Shrines and Temples of Nikko) の場所




 以上の地図からもおわかりいただけますように、日光は、JR東京駅から2時間30分ほどで移動できるところに位置していますので、東京に何日か滞在する機会に恵まれた際には、世界遺産「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko) のある日光にもぜひ足を伸ばしていただければと思います。

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日光の社寺 (Shrines and Temples of Nikko) の案内地図


<「日光の社寺」の全体地図>


 上記の地図からもおわかりいただけますように、世界遺産「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko) は、①日光東照宮、②日光二荒山神社、③日光山輪王寺、④日光山輪王寺大猷院、の4つのエリアに大きく分けることができると思います。

 そして、上記の地図からもおわかりいただけますように、世界遺産「日光の社寺」の「2社1寺」を全て訪問するという場合、①日光山輪王寺、②日光東照宮、③日光二荒山神社、④日光山輪王寺大猷院、の順番で訪問すると効率よく回ることができると思います。

 もっとも、以下では、①日光東照宮、②日光二荒山神社、③日光山輪王寺、④日光山輪王寺大猷院、の順番で、世界遺産「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko) をご紹介いたします。

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日光東照宮

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 日光東照宮の前身である東照社は、徳川家康の霊柩を祀るため、天海の指示で1616年に建築が開始され、翌年に完成しました。祭神は家康の神号である「東照大権現」で、1945年には東照宮の社号が朝廷によって与えられました。

 日光東照宮の敷地面積は、約4万9000平方メートルに及びます、敷地内には、様々な建築様式による55棟の建築物がありますが、世界遺産には、国宝8棟、重要文化財34棟の合計42棟が登録されています。

<日光東照宮の案内図>
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(出典)日光東照宮HP「境内のご案内」(https://toshogu.jp/keidai/index.html)


一の鳥居

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五重塔

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表門

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神厩舎 (三猿)

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・「見ざる、聞かざる、言わざる」で有名な猿の彫刻があります (2枚目の写真)。
・さらに言えば、「母子」⇒「幼年期」⇒「少年期」⇒「青年期」⇒「岐路」⇒「物思い」⇒「結婚」⇒「妊娠」というストーリーが描かれています。「見ざる、聞かざる、言わざる」の彫刻は、「幼年期」の彫刻です。
・神の馬として、現在でも白馬が飼育されています (3枚目の写真)。


三神庫

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唐銅鳥居

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飛び越えの獅子

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薬師堂 (鳴竜)

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・建物内は「No Photo」ということで、写真はありません。
・天井に 巨大な竜の墨絵(「鳴竜」)が描かれているのですが、その下で拍子木を打つと甲高い音が反響します。この音が竜の鳴る声のように聞こえることから、「鳴竜」と名付けられたようです。ちょっと不思議な感覚を味わうことができました。


陽明門

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 日光東照宮で一番の人気スポットですが、まさかの改修工事中でした。残念すぎます。


唐門

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拝殿・本殿

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神楽殿

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神輿舎

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東回廊 (眠り猫)

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 見る角度によって猫の表情が変わると言われています。


石階段

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御宝蔵

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奥宮拝殿

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鋳抜門

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奥宮宝塔

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叶杉

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二荒山神社

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 日光三山は、男体山 (二荒山)、女峰山、太郎山からなり、二荒山神社では、それぞれに神をあてて祀っている。具体的に言えば、男体山 (二荒山) では「大己貴命」(おおなむちのみこと)、女峰山では「田心姫命」(たごりひめのみこと)、太郎山では「味耜高彦根命」(あじすきたかひこねのみこと) が、それぞれ祭神として祀られています。なお、この三神は「二荒山大神」と総称されることもあります。


縁結びの木

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神門

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夫婦杉

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親子杉

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拝殿・本殿

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化燈籠

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縁結びの笹

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朋友神社

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二荒霊泉

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運試し輪投げ

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・3投のうち1投でも成功すれば運気が良好ということです。
・写真のように、1投だけ成功しましたので、「運気良好」のようです。


日枝神社

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 写真からおわかりいただけますように、残念ながら、保存修理工事中でした。


楼門

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日光山輪王寺

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 輪王寺の本堂は、三仏堂です。そして、その三仏堂の本尊である、千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音は、それぞれ男体山 (二荒山)、女峰山、太郎山の本地仏とされ、神仏習合の考え方を確認することができます。


黒門

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金剛桜

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三仏堂

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相輪塔

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大護摩堂

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逍遥園

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 敷地内では、いい感じで赤く染まった紅葉を楽しみことができました。


宝仏殿

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勝道人像

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日光山輪王寺大猷院

 大猷院とは、徳川三代将軍「家光公」の廟所 (=墓所) です。世界遺産にある境内では、登録された22件の国宝・重要文化財が建てられています。


仁王門

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御水舎

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二天門

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夜叉門

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 東西南北を表す4体の夜叉像が納められていますが、ブルーの「烏摩勒伽」の膝に象がありますが、この像が「膝小僧」という言葉の由来になっているとのことでした。


唐門

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拝殿・本殿

  No Photo だったため、写真はありません。


皇嘉門

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【おまけ】日光山輪王寺大猷院の紅葉風景

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あげゆばまんじゅう

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日光千姫物語 (前日に宿泊したホテルです)

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日本古来の信仰形態を感じることができる日本の世界遺産「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko)

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 前述のように、日本の世界遺産「日光の社寺」(Shrines and Temples of Nikko) は、徳川家康の霊柩が祀られている東照宮のほか、二荒山神社、輪王寺がありますが、古来の山岳信仰に道教、仏教などが混ざり合って誕生した日本古来の信仰形態を感じることができる場所であると思います。東京駅から2時間30分ほどで訪問できる場所にありますので、東京に数日滞在する機会に恵まれた際には、ぜひ世界遺産の「日光の社寺」にも一度足を運んでみてください。

Best wishes to you !!

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