
スポンサーリンク
国立慶州博物館 (국립경주박물관) の場所
以上の地図からもお分かりいただけますように、国立慶州博物館 (국립경주박물관) は、韓国の慶州にあります。
<ソウル駅 ⇨ 新慶州駅>
国立慶州博物館のある慶州へは、ソウルから高速鉄道を利用して新慶州駅まで移動するのが一般的であると思います。そして、新慶州駅から国立慶州博物館へは、バスで移動することになると思います。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
国立慶州博物館 (국립경주박물관) とは?

国立慶州博物館は、古都新羅の文化遺産を現代に保存する目的で1945年に設立され、遺物や仏教美術の工芸品をはじめ、墓から発掘された金冠、装飾物などが展示されています。なお、常設展示は、新羅歴史館、新羅美術館、月池館、屋外展示の4箇所があります。
この博物館で有名な作品としては、国宝にも指定されている、天馬塚から出土した金冠、聖徳大王の神鐘、味鄒王陵地区の土偶装飾の壷などが有名です。
【参考文献】
地球の歩き方編集室『地球の歩き方 韓国 2023〜24年版』(ダイヤモンド社、2023年)
【関連記事】国立中央博物館 (국립중앙박물관) のオススメ作品と見どころ
国立慶州博物館 (국립경주박물관) のオススメ作品

新羅歴史館 (Silla History Exhibition Hall)

<第1展示室>

<第2展示室>

土偶装飾長頸壷 (国宝)

黄金宝剣 (宝物)

第2展示室は、新羅が黄金の国であったこと、そして支配者にとって黄金=権力の象徴であったことがわかる展示室となっています。以上の作品は、第2展示室で展示されている「黄金宝剣」(宝物) です。
金冠 (天馬塚) (国宝)


人面文軒丸瓦 (宝物)


陶器騎馬人物形角杯 (国宝)

新羅美術館 (Silla Art Exhibition Hall)



異次頓殉教碑



石造弥勒如来三尊像 (長倉谷)

金銅薬師如来立像 (栢栗寺)

石塔舎利荘厳具 (感恩寺)


四天王寺緑釉神将像壁塼


鴟尾 (皇龍寺)

スポンサーリンク
月池館 (Wolji Exhibition Hall)


スポンサーリンク
屋外展示場 (Outdoor Exhibition Hall)
国立慶州博物館の庭園には、梵鐘・石塔・石仏・石灯・碑石を支える台石・殿閣の基壇部材などの石造品約1,300点が展示されていますが、代表的な展示品は、以下の2つでしょうか?
聖徳大王の神鐘


高仙寺址三層石塔


スポンサーリンク
【古都新羅の文化遺産を現代に保存する博物館】国立慶州博物館 (국립경주박물관)

以上のように、国立慶州博物館 (국립경주박물관) は、新羅の貴重な展示物が多数展示されており、まさに「古都新羅の文化遺産を現代に保存する博物館」であると思います。当初は、さほど期待していなかったのですが、予想外に充実しており、美術館・博物館が好きな方であれば、かなり楽しむことができると思います。韓国の慶州を訪問する機会に恵まれた際には、ぜひ国立慶州博物館も訪問してみてください。
Best wishes to you !!
関連記事
【サイトマップ】韓国旅行記 (2024年8月26日〜9月1日)
【古都新羅の史跡が残る韓国の世界遺産】慶州歴史地域 (Gyeongju Historic Areas)
【新羅仏教建築を代表する韓国の世界遺産】石窟庵と仏国寺 (Seokguram Grotto and Bulguksa Temple)
【韓国の慶州中心部にあるオススメのホテル】GGホテル (Gyeongju GG Tourist Hotel)
【韓国最大の規模を誇る国立博物館】国立中央博物館 (국립중앙박물관) のオススメ作品と見どころ
【サイトマップ】世界のおすすめ美術館・博物館 (Museum, Musée, Museo)
コメント