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昌徳宮 (창덕궁) の場所
以上の地図からもお分かりいただけますように、昌徳宮 (창덕궁) は、韓国ソウル特別市の中心部にあります。なお、同じく韓国の世界遺産「宗廟」(종묘) のすぐ近くにあります。
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韓国の世界遺産「昌徳宮」(Changdeokgung Palace Complex : 창덕궁) とは?

昌徳宮は、1405年に、朝鮮王朝の第3代国王の太宗 (テジョン) によって、景福宮の離宮として創建されました。昌徳宮は、1592年の文禄の役で景福宮などとともに焼失しましたが、昌徳宮だけ再建され、その後、1868年に景福宮が再建されるまでの約270年にわたって正宮として使用されました。
正門にあたる敦化門は、大韓民国最古の門といわれています。また、敦化門をくぐった先にある錦川橋は韓国最古の橋とされています。儀式の執り行われた正殿の仁政殿、国王が執務をしていた宣政殿、王と王妃の寝殿だった大造殿など、13棟の木造建築が現存しています。宮殿の北には、「後苑」あるいは「秘苑」(ビヴォン) とも呼ばれる朝鮮王朝時代の王朝庭園が広がっています。
昌徳宮 (창덕궁 : チャンドックン) の建造物群は、1997年に、「昌徳宮」(Changdeokgung Palace Complex) として、ユネスコの世界遺産 (文化遺産) に登録されました。
【参考文献】
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<上>』(世界遺産アカデミー、2012年)
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<上>』(世界遺産アカデミー、2012年)
地球の歩き方編集室『地球の歩き方 ソウル 2023〜24年版』(ダイヤモンド社、2023年)
敦化門 (トンファムン)
敦化門 (トンファムン) は、1412年当初の建築とされている昌徳宮の正門 (大門) です。
敦化門を入ったところに、案内板と世界遺産の石碑がありました。







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進善門

仁政殿 (インジョンジョン)
以下の写真は、仁政殿に入って行く大門である「仁政門」です。







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粛章門

粛章門は、後苑や樂善齊へ行く門となります。
宣政殿 (ソンジョンジョン)
宣政殿へと続く宣政門です。
宣政殿 (ソンジョンジョン) は、王と臣下が議論をしたり、儒生の試験会場や宴会の場となるなど公式の執務の場だったそうです。







熙政堂





大造殿 (テジョジョン)

報春亭


後苑

後苑の入口付近


以上の写真からもお分かりいただけますように、後苑へ行くには時間が指定されます。
芙蓉池と宙合楼







愛蓮池


尊徳亭






演慶堂



【第3代国王太宗によって建設された朝鮮王朝の離宮】韓国の世界遺産「昌徳宮」 (Changdeokgung Palace Complex : 창덕궁)

韓国の世界遺産「昌徳宮」(Changdeokgung Palace Complex : 창덕궁) は、韓国の首都ソウルの中心地にありますので、ソウルを訪問する機会に恵まれた際には、ぜひ「昌徳宮」も訪問していただければと思います。なお、昌徳宮を訪問するという際には、別途お金がかかりますが、ぜひ「秘苑」(ビウォン) とも呼ばれる韓国の代表的な庭園である「後苑」も訪問していただければと思います。
Best wishes to you !!
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