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 2024年8月26日から9月1日まで韓国へ旅行してきたわけですが、2024年8月31日は、「景福宮」(けいふくきゅう) (경복궁 : キョンボックン) を訪問してきました。

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景福宮 (경복궁 : キョンボックン) の場所




 以上の地図からもお分かりいただけますように、景福宮 (경복궁 : キョンボックン) は、韓国ソウル特別市の中心部にあります。なお、景福宮は、韓国の世界遺産「宗廟」(종묘) や「昌慶宮」(창경궁) の近くにあります。

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景福宮 (경복궁 : キョンボックン) とは?

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(出典)韓国・国家遺産庁HP内「国家遺産の紹介>朝鮮王宮>景福宮

 景福宮 (けいふくきゅう)  (경복궁 : キョンボックン) は、韓国の首都ソウル特別市に所在する朝鮮王朝 (李氏朝鮮) の王宮です。

 景福宮は、朝鮮王朝の開祖である李成桂 (이성계 : イ・ソンゲ) によって1395年に創建され、その後約200年間にわたって李氏朝鮮の正宮として使用されました。しかし、1553年に大火によって焼失したほか、1592年の文禄の役において国王の宣祖が漢城から逃亡して治安が乱れると再び焼失し、その後は離宮の昌徳宮が正殿に使用され、景福宮は約270年の間再建されませんでした。

 朝鮮王朝末期の1865年に高宗の父興宣大院君が景福宮を再建し、1868年に国王の住居と政務が昌徳宮から景福宮に移されました。なお、1948年の韓国建国後は、景福宮の敷地の一部に大統領府 (青瓦台) が置かれていましたが、大統領府は2022年に移転しました。

【参考文献】
 地球の歩き方編集室『地球の歩き方 ソウル 2023〜24年版』(ダイヤモンド社、2023年)

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 以下は、景福宮 (けいふくきゅう)  (경복궁 : キョンボックン) の中で、私が実施に訪問したところをご紹介いたします。

光化門 (광화문 : クァンファムン)

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 光化門 (こうかもん) (광화문 : クァンファムン) は、景福宮の城門の遺構です。1394年に初めて建設された後、何度かの焼失・移動・復元を経て、2010年に最新の門が一般公開されたそうです。

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興礼門

 光化門から見た興礼門です。
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 近くから撮影した興礼門です。
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勤政門

 以下の写真は、勤政殿に入って行く大門である「勤政門」です。
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 勤政門の手前のところに案内図もありました。
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 近くから撮影した勤政門です。
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勤政殿 (근정전 : クンチョンジョン)

 勤政門から見た勤政殿 (근정전 : クンチョンジョン) です。
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 勤政殿 (きんせいでん) (근정전 : クンチョンジョン) は、景福宮の正殿です。
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 勤政殿王座にあるのは「日月五峰図」です。
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 勤政殿では、即位の礼や外国使節団の謁見などの重要行事が行われたそうです。なお、現在の建物は、1867年に再建されたものです。

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慶会楼 (경회루 : キョンフェル)

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 慶会楼 (경회루 : キョンフェル) は、国宝にも指定されている楼閣で、王と臣下が集まって宴を催したり、景福宮を訪問した外国の使臣たちを接待した由緒ある場所です。

香遠亭 (향원정 : ヒャンウォンジョン)

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 香遠亭 (향원정 : ヒャンウォンジョン) は、王をはじめ宮中の人々が香遠池を眺めた東屋です。なお、香遠池の「香遠」とは、「香りが遠くまで届く」という意味だそうです。

慈慶殿 (자경전 : チャギョンジョン)

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 慈慶殿 (자경전 : チャギョンジョン) は、高宗の父が、養母である趙大妃のために建てたものだそうです。

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【朝鮮王朝の開祖である李成桂 によって創建された正宮】景福宮 (경복궁 : キョンボックン)

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 朝鮮王朝の開祖である李成桂によって創建された正宮である「景福宮」(경복궁 : キョンボックン) は、韓国の首都ソウルの中心地にありますので、ソウルを訪問する機会に恵まれた際には、ぜひ「景福宮」も訪問していただければと思います。

Best wishes to you !!

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