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マラッカ (Melaka) の場所
<クアラルンプール → マラッカ>
以上の地図からもお分かりいただけますように、マラッカ (Melaka) は、マレーシアの首都クアラルンプールから車で約2時間30分ほどのところにあります。なお、私は、マラッカへはクアラルンプール国際空港から直接バスで移動し、マラッカからは同じくバスでクアラルンプールのTBSまで移動しました。
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マレーシアの世界遺産「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群」(Melaka and George Town, Historic Cities of the Straits of Malacca) とは?

マラッカには、15世紀のマラッカ王国、16世紀のポルトガルとオランダに支配された時代の名残となる政府庁舎や教会、要塞などが残されています。一方、ジョージタウンには、18世紀からのイギリス統治時代の建物が残されています。
以上のような歴史を持つマラッカとジョージタウンは、東洋と西洋の文化が幾重にも重なった独自の都市景観を現在に伝えているということで、2008年に、「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群」(Melaka and George Town, Historic Cities of the Straits of Malacca) として、ユネスコの世界遺産 (文化遺産) に登録されました。
【参考文献】
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<上>』(世界遺産アカデミー、2012年)
世界遺産検定事務局『すべてがわかる世界遺産大事典<上>』(世界遺産アカデミー、2012年)
地球の歩き方編集室『地球の歩き方 マレーシア ブルネイ 2023〜24年版』(ダイヤモンド社、2023年)
以下では、私が実際に訪問したマラッカ (Melaka) のオススメ観光地をご紹介いたします。
<私が実際に訪問した場所>
マラッカの中心であるオランダ広場 (Dutch Square) 周辺のおすすめの場所をご紹介いたします。



以下は、マラッカの地図です。

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スタダイス (Stadthuys) は、オランダ語でタウンホールまたはシティホールという意味で、行政機関である市役所 (役場) を指すようです。















絵画を鑑賞することもできました。


















以下は、文学館です。






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以下では、私が実際に訪問したマラッカ (Melaka) のオススメ観光地をご紹介いたします。
<私が実際に訪問した場所>
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オランダ広場 (Dutch Square) 周辺
マラッカ (Melaka) の定番風景
以下は、マラッカ (Melaka) の定番風景です。





マラッカ キリスト教会 (Christ Church Melaka)




スタダイスのそばに立つ「マラッカ キリスト教会 」(Christ Church Melaka) は、オランダ統治時代の1953年に建てられたレンガ色の教会です。なお、私は、中に入るまでは、これがスタダイスであると勘違いしていました。
スタダイス (Stadthuys)
マラッカ キリスト教会の隣に立っている建物が「スタダイス」(Stadthuys) です。

スタダイス (Stadthuys) が建設されたのは1650年代で、18世紀初頭までオランダ総督が実際に暮らした官邸で、1824年まではオランダの行政オフィスとして使われていたようです。その後、英蘭協定によってマラッカの主権が正式にオランダからイギリスに渡った1824年以降も、イギリスによって行政センターとして使われました。
その後、イギリスによる海峡植民地化や第二次世界大戦を経て、1957年にマラヤ連邦が独立しました。スタダイスの建物も、1979年までは州政府のセンターとして使われていたものの、1982年に博物館化され、現在に至っています。
現在、スタダイスは、歴史博物館、民族博物館が併設され、マラッカやマレーシアの歴史や工芸品、民族衣装などが、絵画やジオラマをもとに解説されています。また、歴史博物館の中庭を通って階段を上がると文学館もあります。
現在、スタダイスは、歴史博物館、民族博物館が併設され、マラッカやマレーシアの歴史や工芸品、民族衣装などが、絵画やジオラマをもとに解説されています。また、歴史博物館の中庭を通って階段を上がると文学館もあります。









































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セント・ポール教会 (St. Paul`s Church)






サンチャゴ砦 (Porta de Santiago)




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チャイナタウン
チャイナタウンでは、ババ・ニョニャヘリテージ博物館 (Baba Nyonya Heritage Museum) と、チェン・フン・テン寺院 (青雲亭) (Cheng Hoon Teng Chinese Temple) を訪問してきました。
ババ・ニョニャヘリテージ博物館 (Baba Nyonya Heritage Museum)


ババ・ニョニャとは、数百年前にマレーシアに移り住んだ華人男性と地元のマレー系女性が結婚して生まれた子孫のことで、男性はババ、女性はニョニャと呼ばれているそうです。ババ・ニョニャは、独自の融合文化を生み出したわけですが、彼ら独特の文化の一端を今に伝えているのが、このババ・ニョニャヘリテージ博物館 (Baba Nyonya Heritage Museum) です。以前、チャン家の私邸であった家を、家宝とともに一般公開されています。











家具類は、どれも約100年前に中国やヨーロッパから持ってきたものだそうです。2階では、伝統的な中国の婚礼衣装を見ることができます。












チェン・フン・テン寺院 (青雲亭) (Cheng Hoon Teng Chinese Temple)
以下は、チェン・フン・テン寺院 (青雲亭)の入口のところです。
以下は、入り口の門をくぐったところから見たチェン・フン・テン寺院 (青雲亭) の本堂です。本堂の屋根には、動物や人の小さな像が飾られています。
本堂の内部です。なお、チェン・フン・テン寺院 (青雲亭) では3体の仏様がまつられていて、左側が海運をつかさどる仏様、中央が観音菩薩、左側が平和をつかさどる仏様だそうです。



チェン・フン・テン寺院 (青雲亭) はマレーシア最古の仏教寺院だそうです。とても煌びやかで、美しい寺院であると思いますが、いかがでしょうか?





以下は、観音菩薩像です。

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マレーシアの世界遺産「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群」の構成資産の1つ】マラッカ (Melaka) のオススメ観光地

マレーシアの世界遺産「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群」(Melaka and George Town, Historic Cities of the Straits of Malacca) の構成資産の1つであるマラッカ (Melaka) は、15世紀のマラッカ王国、16世紀のポルトガルとオランダに支配された時代の名残となる政府庁舎や教会、要塞などが残されており、マラッカ、ひいてはマレーシアの歴史を知ることができます。日本がこの地を占領していた時期もあるということで、個人的には忸怩たる思いも感じたところですが、マレーシアを訪問するという際には、ぜひマラッカも訪問していただければと思います。
Best wishes to you !!
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