2017年9月1日に渡米して、今日(2017年11月30日)でちょうど3ヵ月が経過しました。今日で在外研究生活の4分の1が経過したこととなります。以下、渡米3ヶ月を終えての現状を概観してみたいと思います。

1. 仕事について 

 2017年11月9日は、University of California, Santa Cruz (UCSC) で英語によるプレゼンテーションを行うという「試練の1日」でした。前半の大きな「試練」が終わりました。

 プレゼンテーションの仕方(パワーポイントのまとめ方、お話する内容)につきましては、英語であったとしてもなんとかなるという、ちょっとした手応えのようなものを感じました。

 一方、質疑応答につきましては、改善すべき課題が山積みであることを痛感しました。具体的には、英語の「リスニング能力」(聞く力)と「スピーキング能力」(話す力)を上げる必要性を痛感した次第です。

 次のセメスターには、私が所属する Center の研究会で報告予定なのですが、そのときまでに、英語の「リスニング能力」(聞く力) と「スピーキング能力」(話す力) を少しでも上げるとともに、質疑応答対策として詳細な「想定問答集」を作成できればと考えているところです。

 なお、今セメスターはほぼ終了している (CSLS Speaker Series はすでに終了しており、あとは12月8日の CSLS Visiting Scholars Speaker Series を残すのみ) ほか、次のセメスターが始まるのも年明けの2018年1月8日からということで、1ヵ月ほど自由に使える時間があります (12月末締切の原稿もほぼ完成しています) ので、その間にできる限りの対策をしておきたいと考えているところです。

 ただし、2017年11月9日のプレゼンが終わって以降は、正直なところ、気が抜けているような状態です。実際にも、11月10日以降は、とてものんびりした (怠惰な?) 毎日を過ごしているところです。

 11月9日まではかなり仕事をしたのではないかと考えていますので、少しくらいのんびりしてもバチは当たらないであろうと勝手に判断しているところですが、少しづつギアを上げていければと考えております。

 また、帰国してから本格に取り組むべき本来の研究 (日本語による研究) につきましても、折を見て取り組んでいこうと考えているところです。そのために、日本から何冊か専門書を持参しましたので、この機会に、英語の勉強の合間にでも読んでみたいと考えているところです。


2. 英語での質疑応答対策について

 英語でプレゼンテーションをするにあたって「質疑応答対策」が必要であることを痛感しました。とりわけ、「リスニング能力」(聞く力)と「スピーキング能力」(話す力)を上げる必要性を痛感した次第です。

 話す力(スピーキング能力)につきましては、瞬間英作文による対応、具体的には、森沢洋介『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』(ベレ出版、2007年)で、日本語を瞬時に英語に置き換える力を養うことで対処してみようと考えているところです。すでにちょっと実践しているところですが、効果もありそうだと実感しています。

 あとは「アウトプット(プレゼンによる質疑応答対策)をするうえで必要最小限の対策をすればいい」と割り切って、質疑応答対策として「想定問答集」を作成することで対応することを考えているところです。

 問題は「聞く力(リスニング能力)」の向上ですが、リスニング対策につきましては「スクリプト付きで英語リスニングが無料でできるサイト」を利用してみようと考えているところです。実はすでに利用しているところで、実際に効果もありそうだと感じているところです。

 ただし、リスニング対策につきましては「どこで」行なえばいいのか悩むところです。といいますのも、ヒアリング対策とはいえ「実際に声に出す方がいい」と感じているところで、とすると、大学の Visiting Scholar Center(Visiting Scholar の部屋)および Law School Library を利用するのは難しいところです。一方、自宅アパートでは、私のテンションが上がりません。

 そこで、カフェで行なっているのですが、私がよく行く Peet's Coffee では Wifi が強くないのかよく聞こえないことがあります。よく行く Philz Coffee では、日が差し込まない席をなかなか確保できません。もっとも、私の意識を変えればいいだけの話だと思いますが(^^;)。

 また、できる限りテレビ(とりわけ、ニュース)を観るようにしています。ただ、間違いなく、日本のテレビの方が面白いと思います。
 

3. 旅行計画について

 2018年4月20日以降、大学の行事もなくなるということで、今のうちから今後の旅行計画を練っておきたいと考えて「今後の旅行計画のメモ」をまとめてみました。

 この「今後の旅行計画」を練ることが今いちばんの楽しみになっているところですが、実際に計画してみると、2018年4月20日以降は「かなりのハードスケジュール」になりそうです。

 そこで、より詳細に日程調整をするにあたっては「実際に可能かどうか」について検討するとともに、場合によってはどこかを削除する必要もありそうです。あるいは、2018年3月までに行くことができそうなところは、前倒しで訪問することも考えてみたいと思います。

 なお、2017年12月9日から2018年1月7日まで大学の行事がないということで、この間を利用してキューバ等に旅行することも考えたのですが、米国からキューバに行くのはなかなか難しい (米国に再入国できないリスクが少なくない) ということが判明し、泣く泣く断念したところです。

 キューバには、日本へ帰国した後に、日本から米国を経由せずに(カナダかメキシコ等を経由して) 行くことを考えているところです。

 また、新年2018年をどこで迎えるのかにつきましても、早急に決定する必要があります。10年前 (2007年) はわざわざニューヨークに行き、カウントダウンをニューヨークのタイムズスクエアで迎えたのですが、今回は、今のところ、サンフランシスコで新年を迎えることを考えているところです。ただし、米国の南部の都市のどこかで新年を迎えるのもいいかなぁという誘惑と戦っているところです(^^;)。



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