最近は、英語のヒアリング対策も兼ねて TED talks を視聴しているわけですが、この日 (2018年2月27日) は、Emily Esfahani Smith, There's more to life than being happy を何度か視聴しました。


 作家のエミリー・エスファハニ・スミス (Emily Esfahani Smith) は、「人は幸せを追求すると、逆に不幸になる」というデータを示したうえで、私たちは、幸福 (happyness) という考えに囚われているが、生きがい (meaning) を求める方がより満たされる生き方であると主張しています。

 別の言い方をすれば、エミリー・エスファハニ・スミスは、「幸せになること」(being happy) を追求するのではなく、「人生において生きがいを持つこと」(having meaning in life) の重要性を指摘しています。

 そのうえで、生きがいのある人生には、以下の4つの柱があると主張しています。
  1. 結びつき (Belonging)
  2. 目的 (Purpose)
  3. 超越 (Transcendent)
  4. ストーリーテリング (Storytelling)
 それぞれについて、具体例を挙げながらわかりやすく説明していたように思いますし、これら4つの柱について説明した後に、まとめとして、自らの父親の話を例に、以上4つの柱の全てに言及するなど、とても計算され尽くしたスピーチであったように思います。

 「幸せになること」(being happy) と「人生において生きがいを持つこと」(having meaning in life) の違いなど、より充実した人生を送るうえでのヒントを示唆しているなど、大変興味深いスピーチであると思います。

 

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