最近は、英語のヒアリング対策も兼ねて TED talks を視聴しているわけですが、この日 (2018年3月1日) は、Leila Hoteit, 3 lessons on success from an Arab businesswoman を何度か視聴しました。

 
 私は、アラブ地域 (ヨルダン、パレスチナ自治区、イスラエル、エジプト) にも旅行に行ったことがありますが、明らかに「男性優位」の社会のなかで、アラブの女性は、さまざまな困難の中で生きていると感じたところです。

 以上のスピーチを聞くと、働いているアラブの女性は、男性よりもずっと多くの責務に追われ、欧米の女性よりも多くの文化的な保守性に直面していることがわかります。そのような中で働くアラブの女性は、想像を絶するような困難と日々闘っているのであろうと容易に想像できます。

 その中で、レイラ・ホテイト (Leila Hoteit) が、現代社会で活躍するための教訓としてあげたことの1つに「”クソ”な出来事を、自らの燃料へ変換せよ」というものがあります。

 たしかに、日々生活している中でムカつくことは少なくないわけですが、ムカつく出来事に対してダイレクトに反応するのではなく、ムカつく出来事を自らの燃料に変換して、自らの行動のエネルギー源とする方がよさそうです。ただし、これを実行できる人はなかなかいないとは思います。

 これを実行するのは非常に難しいとは思いますが、ムカつくことがあった時には、このスピーチを思い出して、一呼吸置いて、どう対処すべきかについて考えてみたいと思います。


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