3日目のオーロラ鑑賞の後、一睡もすることなく身支度を済ませ、24日の午前6時にイエローナイフを出発し、カルガリー、バンクーバー、成田、羽田を経由して、翌25日の午後10時過ぎにようやく関西国際空港に到着しました。なお、成田から関西に移動する飛行機がなかったため、成田から羽田まではバスで移動しました。以下、今回の【カナダ・オーロラ旅行の雑感】をいくつか述べておきます。
Best wishes to you !!
- オーロラを実際に鑑賞した人全員に、「オーロラは、一生のうちに一度は鑑賞しておいた方がいい」とアドバイスを受けたのですが、心から納得しました。これほどまでに、神秘的な経験はなかなかできないと思います。「まるで生き物のようにどこからともなく現れて、現れた後も常に動いていて、いつの間にか、消えてしまう」の繰り返しでしたが、まさに天を覆うようにオーロラが現れては消えていきました。この一瞬に出会うことができただけでも、オーロラ鑑賞に行く価値があると思います。
- オーロラを鑑賞するという場合、候補地としては、カナダ (イエローナイフ、ホワイトホース)、米国 (フェアバンクス)、北欧 (サーリセルカ、キルナ、ロヴァニエミ等) が考えられるように思いますが、「純粋にオーロラを鑑賞したい」のであれば、晴天率 (ひいては、オーロラを鑑賞できる可能性の高さ)、施設の充実度を考慮すれば、カナダのイエローナイフがいいと思います (オーロラ鑑賞以外のアクティビティをメインに考えるのであれば欧州だと思いますが・・・)。ちなみに、イエローナイフでは、「以前に別のところに行ったけれども、ぜんぜんオーロラを見ることができなかったので、今回、イエローナイフに来た」という人に複数出会いました。
- イエローナイフに到着して以降は、「オーロラビレッジ」のツアーに参加してのですが、とても充実していると思いますので、おすすめです。
- イエローナイフは、晴天率がとても高いため、オーロラに出会うことができる可能性がとても高いと思います。ちなみに、私の場合、3泊して、1日目は雪だったためまったくオーロラを見ることはできませんでしたが、2日目および3日目は、ともに「Level.5」のオーロラを鑑賞することができました。晴れていたら、かなり高い確率でオーロラを鑑賞できるのではないかと思います。
- ただ、オーロラが発生する時間帯ですが、深夜0時過ぎが多いように思います。おそらく、太陽の位置とも関係するような気がしているところです。そのため、もしオーロラの鑑賞時間が早い時間 (たとえば、午前1時まで) という場合には、できる限り延長する方がいい (できれば、午前2時30分くらいまで) と思います。私の場合、2日目のとき、延長した後 (午前1時までは、まったくオーロラを見ることができる気配すらありませんでした) にオーロラを見ることができましたが、延長せずに帰った人も少なくありませんでした。
- カメラですが、安物のコンパクトデジタルカメラでは、まったく撮影できませんでした。私の場合、オーロラを撮影するためにPENTAXのカメラを購入し、オーロラもばっちり撮影することができました。ちなみに、「マニュアル撮影」で、「焦点距離3.5」「撮影時間15秒」「ISO800」が、一番よく撮影できました。なお、容量が大きいため、ブログに掲載することができないというデメリットがありますが、これは、私の知識不足で、もしかすると、容量が大きくてもブログにアップできるのかもしれません (その後、Windows 付属の「ペイント」で画像を小さくすることで、ブログにアップすることができました)。
- オーロラを撮影するという場合、「魚眼レンズ」があるととてもいいように感じました。というのも、2日目と3日目は「Level.5」のオーロラを鑑賞することができたのですが、このレベルのオーロラになると、空一面にオーロラが拡がっていて、通常のレンズではとても収まりきれませんでした。
- イエローナイフに行くときの服装ですが、防寒着をレンタルするでしょうから、特別なものを持参する必要はないように思います。ただ、「厚手の靴下」と「手袋」は用意して行く方がいいと思います。とりわけ、手袋ですが、レンタルの防寒手袋では写真撮影できないので、5本の指が使える手袋が必要となりますが、私が持参した手袋では、ちょっと指先が凍えそうでした。「5本指が使えて、防寒対策が万全な手袋」を持参するといいように思います。
- イエローナイフまでの飛行機ですが、バンクーバーから直接イエローナイフに行く便も日によってはあるようですが、私は、カルガリーを経由しました (カルガリーのほか、エドモントンを経由する便もあるようです)。なお、関西在住の場合、成田空港を経由する必要があるのですが、帰りの便で、成田から関西に戻る便がありませんでした。そのため、成田から羽田まで移動する必要があります (あるいは、東京で1泊)。しかも、関西に到着する場所が関空ですので、個人的には、日本に到着して以降が疲れました。
- 今回のカナダ・オーロラ旅行ですが、個人的には、本当に大満足です。これまでの海外旅行の中で、マチュピチュと並んで、もっともお勧めできる旅行だったように思います。
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